061112 武田の杜散歩 (山梨県甲府市)
2006年 11月 12日
今週末も学会に出席したために、昨日まで東京に滞在した。
朝起きて外をみると、天気は良いようだが風が強く寒い。もう立冬も過ぎて、暦の上ではもう冬になってしまったのだ。こんな日は寒くて風が強い河原の散歩道よりも、森の中の散歩道が良い。そうだ、武田の杜にいってみよう。
**************************************************
武田の杜は、虫林の自宅から車で20分ほどの近さの散歩道の一つだ。
ここの駐車場からは甲府市内が一望できる。ここから見渡すと、富士山や白峰三山は雪をかぶって白く輝いている。
◆甲府市一望◆
。=Ricoh GR-D+GW-1, ASA100 =
武田の杜の林に囲まれた小道は風が少なく、日溜りはポカポカ暖かい。落ち葉を踏みしめながら歩いていると、綺麗な木の実を見つけたので、思わずコンデジで写真を撮ってみた。
。◆木の実◆
。= Ricoh GR-D+GW-1, ASA100 =
日向になった斜面ではアメリカセンダングサが猛烈に増殖している。そこにヤマトシジミがチラチラと飛んでいた。
ヤマトシジミは虫林の自宅でも見ることのできる普通の蝶なので、今まで真面目に写真を撮ってこなかった。さすがに蝶がいないこの時期には貴重な蝶になるのだ。開翅したところをみると、低温(晩秋)型のヤマトは明るいブルーでまるでルリシジミのように見える。
。◆ヤマトシジミ♂ Pale Grass Blue ◆
。= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =
ヤマトシジミ♀も見つけたが、♂に比較すると少ない。♂♀比では10:1くらいであろうか。個体数が多ければ、もっと青いメス個体を探したいところだが、この程度の青さでもかなり綺麗に見える。
◆ヤマトシジミ♀ Pale Grass Blue ◆
。= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =
ゆっくりと近寄り、アップで♂の翅裏を撮影した。
見たときからなにか違和感があると思ったが、この違和感の原因は翅裏の紋が薄いためだった。
この蝶は決して古い個体ではないが、紋が薄墨のように薄くなっている。
この変化はこの時期の特徴なのだろうか。それとも単に個体変異なのだろうか。
他の♂も裏面の紋がかなり薄いように思えた。
。◆ヤマトシジミの翅裏 Pale Grass Blue ◆
。= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =
求愛行動をするペアのヤマトシジミを見つけたので撮影した。
残念ながらこのペアは交尾までには至らなかった。
。◆ヤマトシジミの求愛行動 Pale Grass Blue ◆
。= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =
キチョウがふらふら飛んでいたが、みると紅葉した葉の上に静止した。
赤に黄色でなかなか綺麗なコントラストだ。
今の時期ならではカットだろう。
。◆キチョウ Common Grass Yellow ◆
。= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =
綺麗なヒメアカタテハが飛んできた。
センダングサの花で吸蜜したが、虫林のいる場所から離れている。ヒメアカのいる場所まで行くには、実が付いたアメリカセンダングサの海の中を行かなくてはならない。
少し躊躇したが、意を決して海にのりだした。何とか近くで1枚だけ撮影したが、こんなにヒメアカが美しい蝶だとは思っても見なかった。
。◆ヒメアカタテハ◆
。= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =
綺麗でなかなか大きなハチが飛んできたので撮影してみた。
どうやらハキヒメバチのようであるが、ハチの同定には自信が持てない。
。◆ハキヒメバチ?◆
。= Pentax K100D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =
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今日は風が強く寒いので、早々に引き上げた。
午後は家族とともにレンタルビデオショップで借りてきた「ダビンチコード」をみた。
朝起きて外をみると、天気は良いようだが風が強く寒い。もう立冬も過ぎて、暦の上ではもう冬になってしまったのだ。こんな日は寒くて風が強い河原の散歩道よりも、森の中の散歩道が良い。そうだ、武田の杜にいってみよう。
武田の杜は、虫林の自宅から車で20分ほどの近さの散歩道の一つだ。
ここの駐車場からは甲府市内が一望できる。ここから見渡すと、富士山や白峰三山は雪をかぶって白く輝いている。

武田の杜の林に囲まれた小道は風が少なく、日溜りはポカポカ暖かい。落ち葉を踏みしめながら歩いていると、綺麗な木の実を見つけたので、思わずコンデジで写真を撮ってみた。
。◆木の実◆

日向になった斜面ではアメリカセンダングサが猛烈に増殖している。そこにヤマトシジミがチラチラと飛んでいた。
ヤマトシジミは虫林の自宅でも見ることのできる普通の蝶なので、今まで真面目に写真を撮ってこなかった。さすがに蝶がいないこの時期には貴重な蝶になるのだ。開翅したところをみると、低温(晩秋)型のヤマトは明るいブルーでまるでルリシジミのように見える。
。◆ヤマトシジミ♂ Pale Grass Blue ◆

ヤマトシジミ♀も見つけたが、♂に比較すると少ない。♂♀比では10:1くらいであろうか。個体数が多ければ、もっと青いメス個体を探したいところだが、この程度の青さでもかなり綺麗に見える。

ゆっくりと近寄り、アップで♂の翅裏を撮影した。
見たときからなにか違和感があると思ったが、この違和感の原因は翅裏の紋が薄いためだった。
この蝶は決して古い個体ではないが、紋が薄墨のように薄くなっている。
この変化はこの時期の特徴なのだろうか。それとも単に個体変異なのだろうか。
他の♂も裏面の紋がかなり薄いように思えた。
。◆ヤマトシジミの翅裏 Pale Grass Blue ◆

求愛行動をするペアのヤマトシジミを見つけたので撮影した。
残念ながらこのペアは交尾までには至らなかった。
。◆ヤマトシジミの求愛行動 Pale Grass Blue ◆

キチョウがふらふら飛んでいたが、みると紅葉した葉の上に静止した。
赤に黄色でなかなか綺麗なコントラストだ。
今の時期ならではカットだろう。
。◆キチョウ Common Grass Yellow ◆

綺麗なヒメアカタテハが飛んできた。
センダングサの花で吸蜜したが、虫林のいる場所から離れている。ヒメアカのいる場所まで行くには、実が付いたアメリカセンダングサの海の中を行かなくてはならない。
少し躊躇したが、意を決して海にのりだした。何とか近くで1枚だけ撮影したが、こんなにヒメアカが美しい蝶だとは思っても見なかった。
。◆ヒメアカタテハ◆

綺麗でなかなか大きなハチが飛んできたので撮影してみた。
どうやらハキヒメバチのようであるが、ハチの同定には自信が持てない。
。◆ハキヒメバチ?◆

今日は風が強く寒いので、早々に引き上げた。
午後は家族とともにレンタルビデオショップで借りてきた「ダビンチコード」をみた。
アメリカセンダングサの種は人なつっこいですね^^;この中に入っていくのは勇気が要ります。さすがにヤマトシジミでは入りたくないですけど、蝶影の薄い今でなくても、ヒメアカでしたら行っちゃうかも?
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この季節のヤマトシジミは観察しているといろんな個体変異があるようです。気温が低いと日向で静止するとよく開翅してくれるのもまた嬉しいですよね。
愛野緑さん、
アメリカセンダングサの群落の中にはよっぽどの事が無ければ入りたくありませんよね。その時のヒメアカタテハは凄く綺麗だったので、入ってしまいました。普通のヒメアカでは絶対にはいりません。
センダングサの実が付かない(付きにくい)ズボンをはいていればよかったのですが-----、ジーパンでした。
アメリカセンダングサの群落の中にはよっぽどの事が無ければ入りたくありませんよね。その時のヒメアカタテハは凄く綺麗だったので、入ってしまいました。普通のヒメアカでは絶対にはいりません。
センダングサの実が付かない(付きにくい)ズボンをはいていればよかったのですが-----、ジーパンでした。
kenkenさん、
ヤマトシジミの個体変異は面白いですね。
低温型ではどうしても翅表に目がいってしまいますが、翅裏の紋にも変化があるかもしれません。この時は、♂の翅裏はかなり薄墨紋になっていましたが、♀の翅裏紋はかなり黒かったです。これから少し注意して見て生きたいと思います。
ヤマトシジミの個体変異は面白いですね。
低温型ではどうしても翅表に目がいってしまいますが、翅裏の紋にも変化があるかもしれません。この時は、♂の翅裏はかなり薄墨紋になっていましたが、♀の翅裏紋はかなり黒かったです。これから少し注意して見て生きたいと思います。
やはりヤマトは雄の方が多いですよね。雌はどこかで静かにしているのでしょうか。(^^;
ヒメアカはたまに特別綺麗なのがいますよね。何度か撮影しているから、センダングサに入るかは微妙なところです。(笑)
ヒメアカはたまに特別綺麗なのがいますよね。何度か撮影しているから、センダングサに入るかは微妙なところです。(笑)
虫林さん、紅葉の葉とキチョウ、なかなか絵になっていて好きです。このシーズン、こういう風に写真を撮影しないと・・・でも私には難しいです。蜂の写真素敵ですね、そろそろ昆虫の写真も載せるのが少なくなってきました・・・。
Banyanさん、
ヤマトの♀を今まで気に留めて探していなかったのですが、いざ探してみるとなかなか見つけることが出来ないので驚きました。多分、この時期にはメスとオスの割合はもともとこの割合なんでしょう。
ヒメアカのためにセンダングサの海に入るかどうかは微妙ですよね。
まず、普通であれば絶対に入りません。そのときのヒメアカが特別に美しく見えたのです。
ヤマトの♀を今まで気に留めて探していなかったのですが、いざ探してみるとなかなか見つけることが出来ないので驚きました。多分、この時期にはメスとオスの割合はもともとこの割合なんでしょう。
ヒメアカのためにセンダングサの海に入るかどうかは微妙ですよね。
まず、普通であれば絶対に入りません。そのときのヒメアカが特別に美しく見えたのです。
chochoensisさん、
キチョウが紅葉した葉の上に静止したので、あわてて駆け寄り、1枚だけ撮影する事ができました。もっとゆっくりと写真を撮りたかったのですが残念です。
ハチの写真は撮影対象が少ないので撮影してみましたが、意外に綺麗に撮影できたので、掲載したということです。
これからは蝶だけでなく、できたらいろいろなものを載せていきたいと思いますが、いかんせんすでに虫が少ないですね。
キチョウが紅葉した葉の上に静止したので、あわてて駆け寄り、1枚だけ撮影する事ができました。もっとゆっくりと写真を撮りたかったのですが残念です。
ハチの写真は撮影対象が少ないので撮影してみましたが、意外に綺麗に撮影できたので、掲載したということです。
これからは蝶だけでなく、できたらいろいろなものを載せていきたいと思いますが、いかんせんすでに虫が少ないですね。
虫林さん 甲府市の一望、晩秋の状景がきれいです。町並み、山のかなたの雲、すべての景色が紫がかっていて白光を放つ陽が美しい☆
紅葉にキチョウ、いいですね。枯葉色の混ざった紅葉のグラディエーションが秋から冬への移ろいをあらわしているよう。一番あったかそうな鮮やかな色のところにキチョウがとまっているのも決まってますね☆
紅葉にキチョウ、いいですね。枯葉色の混ざった紅葉のグラディエーションが秋から冬への移ろいをあらわしているよう。一番あったかそうな鮮やかな色のところにキチョウがとまっているのも決まってますね☆
miyagiさん、
有難うございます。
甲府市を一望できる駐車場は、小生のお気に入りポイントで、特に秋から冬にかけてはなかなか良い景色です。
紅葉した落ち葉にキチョウの静止は偶然でした。でも、これはいいぞと思い、焦って近づいたので、1枚撮影したところで飛び立ってしまいました。
まだまだ、落ち着きがたりません(笑)。
有難うございます。
甲府市を一望できる駐車場は、小生のお気に入りポイントで、特に秋から冬にかけてはなかなか良い景色です。
紅葉した落ち葉にキチョウの静止は偶然でした。でも、これはいいぞと思い、焦って近づいたので、1枚撮影したところで飛び立ってしまいました。
まだまだ、落ち着きがたりません(笑)。
自宅から20分くらいの所にこんな素敵な場所があるのはエエですね。この時期ヤマトシジミには私もお世話になっています。♂の裏面は思いもよりませんでした。面白いですね~。
numusanさん、
ヤマトシジミは拙宅の庭にも飛んでいるので、これからゆっくり観察してみたいですね。とくにメスの青物はもっと綺麗な個体を撮影してみたいと思っています。裏面の紋は個体変異なのか季節変化なのかnomusanのところでも見ていただきたいと思います。
コメントありがとうございました。
ヤマトシジミは拙宅の庭にも飛んでいるので、これからゆっくり観察してみたいですね。とくにメスの青物はもっと綺麗な個体を撮影してみたいと思っています。裏面の紋は個体変異なのか季節変化なのかnomusanのところでも見ていただきたいと思います。
コメントありがとうございました。
Noreenさん、
キチョウと紅葉は一番気に入っている1枚です。ファインダイーを覗きながら少しどきどきしてしまいました。よく見る蝶でもシチュエーションによりとても嬉しく感じるのは、昆虫写真撮影の醍醐味ですね。採集ではありえないことです。
キチョウと紅葉は一番気に入っている1枚です。ファインダイーを覗きながら少しどきどきしてしまいました。よく見る蝶でもシチュエーションによりとても嬉しく感じるのは、昆虫写真撮影の醍醐味ですね。採集ではありえないことです。
今年の秋は紅葉と蝶をどうやって撮ろうと考えてました。中々モミジの木と一緒に撮るのは難しいなあと思っていたのですが、こんな手もあったんですね。
ところで武田の杜はどの辺りなんでしょうか。武田神社の奥○害山の方なんでしょうか。
ところで武田の杜はどの辺りなんでしょうか。武田神社の奥○害山の方なんでしょうか。
theclaさん、遅くなりました。
武田の杜は、奥○害山までは行かず、もっと手前の千代田湖の近くの森林です。
あまり特別なものはいませんが、手ごろな散歩道として重宝しています。今回のような風の強い日には、避難場所としていいところですよ。
武田の杜は、奥○害山までは行かず、もっと手前の千代田湖の近くの森林です。
あまり特別なものはいませんが、手ごろな散歩道として重宝しています。今回のような風の強い日には、避難場所としていいところですよ。
by tyu-rinkazan
| 2006-11-12 21:13
| ▣ヤマトシジミ
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