20071125 県南照葉樹林散歩:ムラツ+ムラシ (山梨県)
2007年 11月 28日
ルーミス撮影行の疲れが残っているので、昨日は完全休養日とした。
3連休最終日の今日も無理をせずにほっこりと自宅で過ごそうと思っていたが、朝起きて外を見ると、天気がとても良い。いいや良すぎるのだ。朝食のときにそわそわしていると、家内に「今日はどちらへ?」とまた笑われてしまった。虫林は「晴天時昆虫散歩症候群」という病気なのかもしれない。
ということで、本日は県南の林道を散歩してみることにした。ここは植林された杉林の中の渓流沿いに、アラカシやアオキなどの照葉樹が残っており、4月のギフチョウ撮影の帰りにたまたま立ち寄ったところ、越冬明けのムラサキシジミを数頭見かけた場所だ。
現地に到着すると、古い炭焼きの釜を見つけた。すでに使用されていないみたいで、釜の中まで草が生え、屋根も傾いている。そういえば、ここ南部町の長者ヶ岳には「炭焼き長者」の伝説が残る。
以前は炭焼きが盛んな土地だったのだろう。
◆古い炭焼き釜◆
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Old charcoal making oven
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Ricoh DR-Digital, ISO100
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
**************************************************
現地に到着すると、小さな広場のぽかぽかした陽だまりに、ちらちら飛ぶ茶色いシジミチョウをすぐに見つけた。どうやら目的としたムラサキシジミらしい。陽だまりのムラサキシジミは活発で、落ち着きがなく、しばしば飛翔する。この時期のムラサキシジミは交尾しないので、探雌飛行というわけでもなさそうだ。彼らは陽だまりで太陽の光を受けて遊んでいるようにみえる。
◆樹上を活発に飛ぶムラサキシジミ♂ Narathura japonica (Japanese Oakblue)◆
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Flying feature of a male of Japanese Oakblues.
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Pentax K100D, Sigma 18-50mm, F5.6, 1/2000, EV-1.0, ISO800, Trimming
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
よく見ると、アオキやクズの広い葉の上に何頭ものムラサキシジミが静止していた。しばらく探して見ると、この狭い陽だまりだけで10頭以上ものムラサキシジミを確認できた。ここはムラサキシジミの集会所なのかも知れない。深緑のアオキの葉に休むムラサキシジミは、青い光を発する宝石のようだ。
。。。。。。。。。。◆日光浴をするムラサキシジミ♀ (Japanese Oakblue)◆
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I spent a very enjoyable couple of hours in Nanbu-cho area. I saw more than 10 Japanese Oakblues. They were very active in the warm sunshine and did not settle for long but I did manage a couple of photos.
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F8, 1/160, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
世界的にみると、ムラサキシジミの分布は明らかに日本を中心としており、日本特産に近い蝶なのだ。学名にjaponicaと入っているところもそれをあらわしている。
ムラサキシジミは日本の蝶なのだ!
ムラサキシジミのメスは、ルーミスと見まごうほどの大きな青い紋を持ち、とてもあでやかに見える。
◆日光浴をするムラサキシジミ♀ Narathura japonica (Japanese Oakblue)◆
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A female of Japanese Oakblues basking on the leaf.
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Ricoh GR-Digital, F3.5, 1/810, ISO100
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
オスの青紋はメスよりも面積が広く、色も深いブルーだ。ムラサキシジミは高温期型(夏型)よりも晩秋に出現する低温期型のほうが綺麗ということだ。
◆日光浴をするムラサキシジミ♂ Narathura japonica (Japanese Oakblue)◆
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A male of Japanese Oakblues basking on the leaf.
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/1000, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
ムラサキシジミは頻繁に吸蜜をする蝶ではないが、本日は「お茶の白い花」にしばしば吸蜜に訪れていた。茶の花は晩秋に咲くので、白い茶の花でのムラサキシジミの吸蜜は絵になると思う。
◆茶の花で吸蜜するムラサキシジミ♂ Narathura japonica (Japanese Oakblue)◆
.
A male of Japanese Oakblues feeding on the flower of green tea
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/1000, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
ムラサキシジミを撮影しているとき、それよりやや大きな青いシジミチョウが樹林の上から突然下りてきて、目の前の葉上に静止した。ムラサキツバメ(ムラツ)のオスだ!
ムラサキツバメは以前、南方の蝶だったが、温暖化を反映しているのだろうか、著しい速度で北上を続け、近年、山梨県にも進出してきたとされている。虫林はこのチョウを山梨県内で見るのは初めてだ。嬉しいやら少し心配やら、微妙な気持ちになる。
◆日光浴するムラサキツバメ♂ Narathura bazalus turbata (Powdered Oakblue)◆
.
A male of Powdered Oakblue basking on a leaf
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/500, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
さらに低い場所で開翅をしたので、チョウの周りを移動しながら、翅表の青い色が良く出る方向を見た。しかし、どの方向からも青い輝きはわずかしか得られなかった。
◆日光浴するムラサキツバメ♂ Narathura bazalus turbata (Powdered Oakblue)◆
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A male of Powdered Oakblue basking on a leaf
.
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/500, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
ムラサキツバメの食樹はマテバジイが主体だ。周りを注意深く見渡して見たが、近くに食樹のマテバジイの木は無さそうだった。この個体は他の場所から移動してきたのかも知れない。
ムラシもムラツも吸蜜に訪れるチョウではなく、春と秋の一時期のみに吸蜜に訪れる。いったいそれ以外の時期には彼らは何を食べているのだろうか?
ムラサキツバメは日光浴と吸蜜を繰り返し、樹上に消えた。
◆茶の花で吸蜜するムラサキツバメ♂ (Powdered Oakblue)◆
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A male of Powdered Oakblue feeding on a flower of green tea.
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
ムラサキシジミを目で追っていたら、突然、日陰の葉の裏に消えた。ムラサキシジミが葉陰に静止するはずはないのだ。不思議に思い、目を凝らしてその場所を見ると、驚いたことに緑の葉に付着した枯れ葉にムラサキシジミが集団を形成していた。
◆越冬集団 Roosting colony◆
.
The most surprising observation was a roosting colony composed of several Japanese Oakblues along with one Powdered Oakblue on a leaf. I was actually quite excited and delighted to find it
.
Ricoh GR-Digital, GW-1, ISO100, Flash(+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
越冬集団をよく見ると、一番上の蝶はムラサキツバメだった。この集団は近づきすぎたために、一瞬のうちにすべての蝶がそこから飛び去ってしまった。
◆越冬集団 Roosting colony◆
.
A roosting colony of Japanese Oakblue and Powdered Oakblue .
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/125, EV-0.3 ISO200, Flash(+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
しばらくすると、飛び去ったムラサキシジミが再び集まってきた。6頭ほどの集団になってところで、リコーGX-8にGyoromeを装着し、ストロボをたいて撮影して見た。
◆越冬集団 Roosting colony◆
.
A roosting colony of Japanese Oakblues.
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Ricoh Caplio GX-8, Gyorome-8, ISO100, Flash (+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
**************************************************
§Epilogue§
ここ県南の地では、かなり安定してムラシがみられるようなので、これからも時々訪れてみたい。さらに、ムラサキツバメは近年山梨県にも北上しているらしいという噂は聞いていたが、それを実際に確認できたのも嬉しい。
今回、最も興奮したのは、ムラツ、ムラシの集団越冬を初めて見つけたことだ。規模は6頭ということだが、ムラシの集団越冬としては、小さいものではないだろう。
しばらくはこの場所で両種の撮影が楽しめそうだ。
3連休最終日の今日も無理をせずにほっこりと自宅で過ごそうと思っていたが、朝起きて外を見ると、天気がとても良い。いいや良すぎるのだ。朝食のときにそわそわしていると、家内に「今日はどちらへ?」とまた笑われてしまった。虫林は「晴天時昆虫散歩症候群」という病気なのかもしれない。
ということで、本日は県南の林道を散歩してみることにした。ここは植林された杉林の中の渓流沿いに、アラカシやアオキなどの照葉樹が残っており、4月のギフチョウ撮影の帰りにたまたま立ち寄ったところ、越冬明けのムラサキシジミを数頭見かけた場所だ。
現地に到着すると、古い炭焼きの釜を見つけた。すでに使用されていないみたいで、釜の中まで草が生え、屋根も傾いている。そういえば、ここ南部町の長者ヶ岳には「炭焼き長者」の伝説が残る。
以前は炭焼きが盛んな土地だったのだろう。
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Old charcoal making oven
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Ricoh DR-Digital, ISO100
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
現地に到着すると、小さな広場のぽかぽかした陽だまりに、ちらちら飛ぶ茶色いシジミチョウをすぐに見つけた。どうやら目的としたムラサキシジミらしい。陽だまりのムラサキシジミは活発で、落ち着きがなく、しばしば飛翔する。この時期のムラサキシジミは交尾しないので、探雌飛行というわけでもなさそうだ。彼らは陽だまりで太陽の光を受けて遊んでいるようにみえる。
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Flying feature of a male of Japanese Oakblues.
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Pentax K100D, Sigma 18-50mm, F5.6, 1/2000, EV-1.0, ISO800, Trimming
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
よく見ると、アオキやクズの広い葉の上に何頭ものムラサキシジミが静止していた。しばらく探して見ると、この狭い陽だまりだけで10頭以上ものムラサキシジミを確認できた。ここはムラサキシジミの集会所なのかも知れない。深緑のアオキの葉に休むムラサキシジミは、青い光を発する宝石のようだ。
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I spent a very enjoyable couple of hours in Nanbu-cho area. I saw more than 10 Japanese Oakblues. They were very active in the warm sunshine and did not settle for long but I did manage a couple of photos.
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F8, 1/160, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
世界的にみると、ムラサキシジミの分布は明らかに日本を中心としており、日本特産に近い蝶なのだ。学名にjaponicaと入っているところもそれをあらわしている。
ムラサキシジミは日本の蝶なのだ!
ムラサキシジミのメスは、ルーミスと見まごうほどの大きな青い紋を持ち、とてもあでやかに見える。
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A female of Japanese Oakblues basking on the leaf.
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Ricoh GR-Digital, F3.5, 1/810, ISO100
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
オスの青紋はメスよりも面積が広く、色も深いブルーだ。ムラサキシジミは高温期型(夏型)よりも晩秋に出現する低温期型のほうが綺麗ということだ。
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A male of Japanese Oakblues basking on the leaf.
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/1000, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
ムラサキシジミは頻繁に吸蜜をする蝶ではないが、本日は「お茶の白い花」にしばしば吸蜜に訪れていた。茶の花は晩秋に咲くので、白い茶の花でのムラサキシジミの吸蜜は絵になると思う。
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A male of Japanese Oakblues feeding on the flower of green tea
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/1000, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
ムラサキシジミを撮影しているとき、それよりやや大きな青いシジミチョウが樹林の上から突然下りてきて、目の前の葉上に静止した。ムラサキツバメ(ムラツ)のオスだ!
ムラサキツバメは以前、南方の蝶だったが、温暖化を反映しているのだろうか、著しい速度で北上を続け、近年、山梨県にも進出してきたとされている。虫林はこのチョウを山梨県内で見るのは初めてだ。嬉しいやら少し心配やら、微妙な気持ちになる。
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A male of Powdered Oakblue basking on a leaf
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/500, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
さらに低い場所で開翅をしたので、チョウの周りを移動しながら、翅表の青い色が良く出る方向を見た。しかし、どの方向からも青い輝きはわずかしか得られなかった。
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A male of Powdered Oakblue basking on a leaf
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/500, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
ムラサキツバメの食樹はマテバジイが主体だ。周りを注意深く見渡して見たが、近くに食樹のマテバジイの木は無さそうだった。この個体は他の場所から移動してきたのかも知れない。
ムラシもムラツも吸蜜に訪れるチョウではなく、春と秋の一時期のみに吸蜜に訪れる。いったいそれ以外の時期には彼らは何を食べているのだろうか?
ムラサキツバメは日光浴と吸蜜を繰り返し、樹上に消えた。
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A male of Powdered Oakblue feeding on a flower of green tea.
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
ムラサキシジミを目で追っていたら、突然、日陰の葉の裏に消えた。ムラサキシジミが葉陰に静止するはずはないのだ。不思議に思い、目を凝らしてその場所を見ると、驚いたことに緑の葉に付着した枯れ葉にムラサキシジミが集団を形成していた。
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The most surprising observation was a roosting colony composed of several Japanese Oakblues along with one Powdered Oakblue on a leaf. I was actually quite excited and delighted to find it
.
Ricoh GR-Digital, GW-1, ISO100, Flash(+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
越冬集団をよく見ると、一番上の蝶はムラサキツバメだった。この集団は近づきすぎたために、一瞬のうちにすべての蝶がそこから飛び去ってしまった。
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A roosting colony of Japanese Oakblue and Powdered Oakblue .
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/125, EV-0.3 ISO200, Flash(+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
しばらくすると、飛び去ったムラサキシジミが再び集まってきた。6頭ほどの集団になってところで、リコーGX-8にGyoromeを装着し、ストロボをたいて撮影して見た。
.
A roosting colony of Japanese Oakblues.
.
Ricoh Caplio GX-8, Gyorome-8, ISO100, Flash (+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)
§Epilogue§
ここ県南の地では、かなり安定してムラシがみられるようなので、これからも時々訪れてみたい。さらに、ムラサキツバメは近年山梨県にも北上しているらしいという噂は聞いていたが、それを実際に確認できたのも嬉しい。
今回、最も興奮したのは、ムラツ、ムラシの集団越冬を初めて見つけたことだ。規模は6頭ということだが、ムラシの集団越冬としては、小さいものではないだろう。
しばらくはこの場所で両種の撮影が楽しめそうだ。
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by
maeda
at 2007-11-28 21:17
x
集団越冬の意味は何でしょうね?
体を寄せ合うから暖かい?でしょうか。
昆虫にも保温するという本能みたいなものがあるのか不思議に思います。
ムラサキシジミの集団越冬も初めて見せていただきました。
体を寄せ合うから暖かい?でしょうか。
昆虫にも保温するという本能みたいなものがあるのか不思議に思います。
ムラサキシジミの集団越冬も初めて見せていただきました。
0
maedaさん、
集団越冬の利点は、体温の低下を少なくする効果があるのは事実だと思われます。さらにオオカバマダラの集団では、大きな集団ほど、捕食率が低くなることも知られているみたいですね。
でも、越冬する蝶の全ての種が集団を形成するわけでもないので、不思議です。
集団越冬の利点は、体温の低下を少なくする効果があるのは事実だと思われます。さらにオオカバマダラの集団では、大きな集団ほど、捕食率が低くなることも知られているみたいですね。
でも、越冬する蝶の全ての種が集団を形成するわけでもないので、不思議です。
Commented
by
fanseab at 2007-11-29 00:18
ムラシの集団越冬シーンは相当に珍しいのではないでしょうか?
最後の画像でわかるように、ムラシは必ず枯葉上を越冬場所として
選択するようですね。しかし、ムラツと共存とは・・・、仲の良いムラサキ兄弟ということなのでしょうね(^^)
最後の画像でわかるように、ムラシは必ず枯葉上を越冬場所として
選択するようですね。しかし、ムラツと共存とは・・・、仲の良いムラサキ兄弟ということなのでしょうね(^^)
Commented
by
霧島緑
at 2007-11-29 01:05
x
房総で開翅撮影が叶わなかったムラサキ2兄弟、素晴らしいですね。
房総で初めて確認されたムラツの越冬集団、直ぐに実践に生かされましたね。ムラシの越冬集団、これは貴重ですよ。おめでとうございます。
すごいパワーに感心します。
房総で初めて確認されたムラツの越冬集団、直ぐに実践に生かされましたね。ムラシの越冬集団、これは貴重ですよ。おめでとうございます。
すごいパワーに感心します。
fanseabさん、
ムラシの集団越冬は2-3頭くらいであれば、それほど少ないものでは無いかもしれません。今回は6頭でしたので、集団越冬に相応しい数でした。
おっしゃるとおりで、枯葉の上にだけ見られました。
ムラシとムラツは一緒に越冬していましたので、やはり中が良いということですかね。こうなったら、ルーミスも集団越冬が観察されるのではないですか?
ムラシの集団越冬は2-3頭くらいであれば、それほど少ないものでは無いかもしれません。今回は6頭でしたので、集団越冬に相応しい数でした。
おっしゃるとおりで、枯葉の上にだけ見られました。
ムラシとムラツは一緒に越冬していましたので、やはり中が良いということですかね。こうなったら、ルーミスも集団越冬が観察されるのではないですか?
房総で見たムラツの越冬集団は、見ごたえがありましたね。僕はムラツの集団も見るのが初めてでしたので、感激しました。
今回はムラシを撮影していて偶然に見つけることができました。
運が良かったと思います。
今回はムラシを撮影していて偶然に見つけることができました。
運が良かったと思います。
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by
banyan10 at 2007-11-29 19:59
ムラサキシジミの集団越冬は他の2兄弟のついでに探したりしますが、まだ見た事ありません。6匹とはかなり大規模ですね。
ムラツは明らかに仲間のいるところに集まる習性があるように見えますが、ムラシにも同様の習性があるのか、たまたま条件の良い場所に集中しただけなのか興味あります。
ムラツは明らかに仲間のいるところに集まる習性があるように見えますが、ムラシにも同様の習性があるのか、たまたま条件の良い場所に集中しただけなのか興味あります。
banyanさん、
ムラシは集団を形成する傾向が少ないのですね。
たしかに、ブログでもあまりムラシの集団は見ませんね。
たまたまムラシが多い場所でしたので、このような集団になったのかもしれません。
ムラシは集団を形成する傾向が少ないのですね。
たしかに、ブログでもあまりムラシの集団は見ませんね。
たまたまムラシが多い場所でしたので、このような集団になったのかもしれません。
furuさん、
ムラシもマラツほどではないけど、集団を形成しやすい性質はあるのでしょうね。集まっていた場所は、地上2mくらいで、枯葉の付いた葉です。午後の一時期だけ1-2時間ほど西日が当たるようです。もう少し観察をして見ますね。
ムラシもマラツほどではないけど、集団を形成しやすい性質はあるのでしょうね。集まっていた場所は、地上2mくらいで、枯葉の付いた葉です。午後の一時期だけ1-2時間ほど西日が当たるようです。もう少し観察をして見ますね。
私が昨年観察したものは、4頭が最大でしたから、かなり大きな集団ですね。
茶色の枯葉があって、葉もそれなりに大きいし、何より越冬に適した条件だったのでしょうね。
千葉での観察では、ムラツとムラシは近くに越冬集団があっても一緒にいるところは見たことないので、こちらもかなり貴重な観察例ではないでしょうか。
これから楽しみが増えましたね。
茶色の枯葉があって、葉もそれなりに大きいし、何より越冬に適した条件だったのでしょうね。
千葉での観察では、ムラツとムラシは近くに越冬集団があっても一緒にいるところは見たことないので、こちらもかなり貴重な観察例ではないでしょうか。
これから楽しみが増えましたね。
Commented
by
chochoensis
at 2007-11-30 22:01
x
虫林さん、珍しい写真を拝見しました・・・「ムラサキツバメ」だけでなく「ムラサキシジミ」も集団になるんですか・・・それも、両種混合なんて聞いた事がなかったので、驚きました・・・素晴らしい観察ですね。おめでとうございます。私は未だ=集団=になっているのが観察できないので超羨ましいです。
ダンダラさん、
以前に観察されたと思いますが、ムラシは枯葉上に集まるみたいですね。ムラシの集団にムラツが入っていたのは、多分、ムラツの個体数が少なくて、ムラツだけで集団が形成できないためかもしれません。
もう少し観察を続けてみますね。
以前に観察されたと思いますが、ムラシは枯葉上に集まるみたいですね。ムラシの集団にムラツが入っていたのは、多分、ムラツの個体数が少なくて、ムラツだけで集団が形成できないためかもしれません。
もう少し観察を続けてみますね。
Commented
by
thecla
at 2007-12-02 20:13
x
さっそく、ムラシの集団越冬を発見されるところはさすがですね。
ところで、この葉はアオキでしょうか。私がこの前見たムラツの集団越冬もアオキの葉に集まっているものもいたので、葉も大きいし、意外と要チェックかもしれないですね。
ところで、この葉はアオキでしょうか。私がこの前見たムラツの集団越冬もアオキの葉に集まっているものもいたので、葉も大きいし、意外と要チェックかもしれないですね。
theclaさん、
コメント有難うございます。ムラシの集団はアオキです。やはりアオキの葉がお気に入りみたいですね。こちらではアオキが多いので、ムラシに限らず越冬集団を探すには気をつけてみようと思います。
コメント有難うございます。ムラシの集団はアオキです。やはりアオキの葉がお気に入りみたいですね。こちらではアオキが多いので、ムラシに限らず越冬集団を探すには気をつけてみようと思います。
by tyu-rinkazan
| 2007-11-28 21:01
| ▣ムラサキツバメ
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Comments(16)