20080823 グダンスク(Gdansk)散歩 (ポーランド)
2008年 08月 26日
Nature Diary #0198
ポーランドのバルト海に面したグダンスク(Gdansk)という街を訪れた。
日本からの直行便は無く、ドイツのフランクフルトでトランジットし、さらにグダンスク空港まで飛んだ。結局、成田を発ってから15時間を要したことになる------長い1日だ。
飛行機会社はルフトハンザ航空を利用した。ドイツの飛行機会社らしく、機内のシートや装備は国際線にしては質素に見えたが、搭乗員(フライトアテンダント)達はとても親切で◎だった。
。。。。。。。。。。◆ルフトハンザ航空 (2008-August-24 フランクフルト) ◆
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。。。。。。。。。。 Lufthansa Airline
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。。。。。。。。。。 Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
▶グダンスク: Gdansk
グダンスクには夕方に到着した。ホテルでチャックインして部屋に入ると、どっと疲れが出たので、学会のオープニングセレモニーはパスして熱いシャワーを浴びて(もちろん、バスタブはない)少し休むことにした。
ホテル(Mercure Hotel) の窓(11階)からみると旧市街の教会がとても綺麗だ。そういえばポーランドは、前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の祖国で、国民は信心深い。
◆グダンスクの旧市街 (2008-August-24 グダンスク)◆
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The sight of the old part of the city from my hotel room.
Gdansk, picturesque Old Town, is located on the Baltic Sea coast in the northern part of Poland.
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Pentax K10D, Pentax 40mm f2.8 E
部屋で一休みした後、同行のK講師と一緒にグダンスク旧市街に散歩に出かけた。土曜日の夕方のせいか、開いている店は少なく、人通りも少ない。
旧市街は戦後市民の手で、忠実に復元されたということだ。この町には、大都会の摩天楼にあるようなコンクリートのビルの無機質でどこか無情な雰囲気は、あまり感じられないのが嬉しい。
。。。。。。。。。。◆グダンスクの旧市街 (2008-August-24 グダンスク)◆
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。。。。。。。。。。The old part of the city
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。。。。。。。。。。 Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
ポーランドは以前に社会主義から民主主義へと体制が大きく変化した東欧の国だ。その変遷時には治安が悪化したらしいが、現在は落ち着いている。しかし、その名残のように建物には落書きがとても多い。落書きが民主主義の自由とともにその弊害をも象徴しているようにさえ見えてくる。
◆壁に落書きが多い(2008-August-24 グダンスク)◆
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wall covered with graffiti
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
ポーランド料理のレストラン(Gdanska)に行って食事をした。格式が高いレストランなのだろうか、ジーパン姿の上にリザーブ無しの我々は入口で危なく断られるところだった。
外国に来ると、その国の通貨に先ずなれなくてはいけない。ポーランドはズウォティだ。1ズウォティが約50円弱。ちにみに物価は低く、嬉しいことに通常はチップはいらないようだ。
◆レストラン Gdanska (2008-August-24 グダンスク)◆
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Old restaurant in Gdansk
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
ポーランド料理のピエロギは、餃子そっくり(そのもの)で、昔、ポーランドが中国との間に密接な交流があったことを思わせる。
◆ポーランドの餃子 Pierogi (2008-August-24 グダンスク)◆
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Pierogi
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
レストランから出て町を歩いていると、少し肌寒いくらいだ。
旧市街はライトアップされていて明るい。
◆夜の街(2008-August-24 グダンスク)◆
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Night view of Gdansk
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
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§Afterword§
ポーランドの訪問は今回が2回目になる(前回はワルシャワ)。ワルシャワは内陸の都市で、首都だけあって立派だった。グダンスクはワルシャワに比べるとこじんまりしているが、そこに暮らす人々は裕福そうで、とても落ち着いて見える。
本日は日本から連続して長い1日で疲れた。今夜はよく眠れそうだ。
P.S. 学会が行われるグダンスク医科大学の裏は、かなり大きな森や草原があって、昆虫の撮影もなんとかできそうだ。時々抜け出して撮影してみようと思っている。
この日記はポーランドのホテルから更新した。
以上、 by 虫林花山
ポーランドのバルト海に面したグダンスク(Gdansk)という街を訪れた。
日本からの直行便は無く、ドイツのフランクフルトでトランジットし、さらにグダンスク空港まで飛んだ。結局、成田を発ってから15時間を要したことになる------長い1日だ。
飛行機会社はルフトハンザ航空を利用した。ドイツの飛行機会社らしく、機内のシートや装備は国際線にしては質素に見えたが、搭乗員(フライトアテンダント)達はとても親切で◎だった。
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。。。。。。。。。。 Lufthansa Airline
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。。。。。。。。。。 Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
▶グダンスク: Gdansk
グダンスクには夕方に到着した。ホテルでチャックインして部屋に入ると、どっと疲れが出たので、学会のオープニングセレモニーはパスして熱いシャワーを浴びて(もちろん、バスタブはない)少し休むことにした。
ホテル(Mercure Hotel) の窓(11階)からみると旧市街の教会がとても綺麗だ。そういえばポーランドは、前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の祖国で、国民は信心深い。
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The sight of the old part of the city from my hotel room.
Gdansk, picturesque Old Town, is located on the Baltic Sea coast in the northern part of Poland.
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Pentax K10D, Pentax 40mm f2.8 E
部屋で一休みした後、同行のK講師と一緒にグダンスク旧市街に散歩に出かけた。土曜日の夕方のせいか、開いている店は少なく、人通りも少ない。
旧市街は戦後市民の手で、忠実に復元されたということだ。この町には、大都会の摩天楼にあるようなコンクリートのビルの無機質でどこか無情な雰囲気は、あまり感じられないのが嬉しい。
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。。。。。。。。。。The old part of the city
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。。。。。。。。。。 Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
ポーランドは以前に社会主義から民主主義へと体制が大きく変化した東欧の国だ。その変遷時には治安が悪化したらしいが、現在は落ち着いている。しかし、その名残のように建物には落書きがとても多い。落書きが民主主義の自由とともにその弊害をも象徴しているようにさえ見えてくる。
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wall covered with graffiti
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
ポーランド料理のレストラン(Gdanska)に行って食事をした。格式が高いレストランなのだろうか、ジーパン姿の上にリザーブ無しの我々は入口で危なく断られるところだった。
外国に来ると、その国の通貨に先ずなれなくてはいけない。ポーランドはズウォティだ。1ズウォティが約50円弱。ちにみに物価は低く、嬉しいことに通常はチップはいらないようだ。
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Old restaurant in Gdansk
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
ポーランド料理のピエロギは、餃子そっくり(そのもの)で、昔、ポーランドが中国との間に密接な交流があったことを思わせる。
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Pierogi
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
レストランから出て町を歩いていると、少し肌寒いくらいだ。
旧市街はライトアップされていて明るい。
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Night view of Gdansk
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Pentax K10D, Sigma DC 18-50mm f2.8 EX MACRO
§Afterword§
ポーランドの訪問は今回が2回目になる(前回はワルシャワ)。ワルシャワは内陸の都市で、首都だけあって立派だった。グダンスクはワルシャワに比べるとこじんまりしているが、そこに暮らす人々は裕福そうで、とても落ち着いて見える。
本日は日本から連続して長い1日で疲れた。今夜はよく眠れそうだ。
P.S. 学会が行われるグダンスク医科大学の裏は、かなり大きな森や草原があって、昆虫の撮影もなんとかできそうだ。時々抜け出して撮影してみようと思っている。
この日記はポーランドのホテルから更新した。
以上、 by 虫林花山
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maeda
at 2008-08-26 07:42
x
見知らぬ国、楽しみにしています。
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clossiana at 2008-08-26 20:27
グダンスクって、その昔ワレサ議長が活躍されたグダニスクのことですか?スペルだけ見ると、そんな気がしたものですから。ま、なにはともかく、ご無事でなによりでした。
虫林さん、こんにちは
ヨーロッパに行かれてたんですね。前の会社はドイツの会社で、ヨーロッパ出張は必ずルフトしか使えず、ANAはあこがれでした。ポーランドは行ったことがなく、虫林さんの海外レポート続編を楽しみにしています。
そうそう、日本ではEos50Dが新発売となりましたが、期待した有効画像画角は100%ではなく、1.6倍のままでした。今回も買いません。残念。そろそろEos5Dの後継機種が出ると期待してたんですが。。。
ヨーロッパに行かれてたんですね。前の会社はドイツの会社で、ヨーロッパ出張は必ずルフトしか使えず、ANAはあこがれでした。ポーランドは行ったことがなく、虫林さんの海外レポート続編を楽しみにしています。
そうそう、日本ではEos50Dが新発売となりましたが、期待した有効画像画角は100%ではなく、1.6倍のままでした。今回も買いません。残念。そろそろEos5Dの後継機種が出ると期待してたんですが。。。
clossianaさん、
おっしゃる通り、Lech Wałęsaはグダンスクの造船所で一時働いていました。(地球の歩き方)ではグダンスクとなっていますが、こちらの人の発音を注意深く聞くと「グダニスク」に聞こえます。しかしこのニは小さく発音されるみたいですね。確かに紛らわしいです。
おっしゃる通り、Lech Wałęsaはグダンスクの造船所で一時働いていました。(地球の歩き方)ではグダンスクとなっていますが、こちらの人の発音を注意深く聞くと「グダニスク」に聞こえます。しかしこのニは小さく発音されるみたいですね。確かに紛らわしいです。
アッキーさん、
コメントありがとうございます。
でも、まだポーランドにいます(笑)。紛らわしくてすいません。木曜の飛行機で帰国しますので、日本には金曜日につく予定です。
ルフトハンザはなかなか良いと思いますよ。グダンスクにはルフトとKLMくらいしか選択肢がありませんでした。
EOS50D系列はフルサイズにはならないかも知れませんね。でも待っている時が楽しいので、あわてないことですよね。
コメントありがとうございます。
でも、まだポーランドにいます(笑)。紛らわしくてすいません。木曜の飛行機で帰国しますので、日本には金曜日につく予定です。
ルフトハンザはなかなか良いと思いますよ。グダンスクにはルフトとKLMくらいしか選択肢がありませんでした。
EOS50D系列はフルサイズにはならないかも知れませんね。でも待っている時が楽しいので、あわてないことですよね。
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てふちゃん
at 2009-06-22 22:52
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時期はずれのコメントお許しください.最近ポーランドのクラクフを訪れましたのでコメントします.クラクフは旧ポーランド王国の都というだけあって,歴史的な建物が多く,街は落ち着いた感じでした.写真にあるようなピエロギも食べてきました.ホテルも快適で,朝食も美味しかったですね.予想以上に良かったので,また機会があったら訪問してみたいと思いました.
てふちゃん、
ポーランドのクラクフは、古い都市で一度訪れてみたいと思っていました。楽しまれたようで、良かったですね。学会でお会いしたときには、英国のリーズにも1週間滞在されたとので、さらに羨ましい限りです。
ポーランドの僕の印象はとても清潔で、人々も洗練されていて、人生を楽しんでいるようにみえました。ぜひとも、また少しゆっくりと滞在してみたいです。
ポーランドのクラクフは、古い都市で一度訪れてみたいと思っていました。楽しまれたようで、良かったですね。学会でお会いしたときには、英国のリーズにも1週間滞在されたとので、さらに羨ましい限りです。
ポーランドの僕の印象はとても清潔で、人々も洗練されていて、人生を楽しんでいるようにみえました。ぜひとも、また少しゆっくりと滞在してみたいです。
by tyu-rinkazan
| 2008-08-26 01:54
| ● Poland
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