20081102 県南の虫散歩:ハンミョウほか(山梨県)
2008年 11月 03日
Nature Diary #0217
Date: November 2nd, 2008
Place: Nambu-cho, Yamanashi Pref.
Weather:Fine
§ Diary §
天気が良いので、県南部にある散歩道の一つを訪れた。ここは両側が山に挟まれた谷の中にある小さな集落で、南方系のチョウが多いのでこの時期には訪れることが多い。
到着して自動販売機でペットボトルのお茶を買っていると、傍の休耕田が赤くなっていた。近寄ってみると、イヌタデの群落だった。
イヌタデは別名を「アカマンマ」とか「オコワグサ」と呼ばれる雑草だが、これだけ大きな群落になると、まるで赤い絨毯が敷き詰められたみたいだ。この赤はなかなか渋くて良い。
◆イヌタデの群落で赤く染まった休耕田 (11月2日、南部町)◆
.
The fallow field was covered with red grass named "Inutade". It seemed to be as close as red carpet. (Olympus E-3, ZD50mm MACRO, EC-14, ASA200)
▶自分の影写真; Shadow self-portrait
ススキの穂が逆光に輝く午後の河原道を、眩しさに目を細めながらゆっくりと歩いた。ふと、振り返ってみると、小道の上に自分の影が長く伸びている。
そういえば、子供の頃はよく「影踏み」などをして遊んだものだ。最近(というよりは大人になってから)は、自分の影の存在をあまり意識した記憶がない。
望遠レンズで撮影しているポーズをどうやって撮影できたかわかるかな?
----ばかばかしいので無視してください。
。。。。。。。。。。◆Shadow self-portrait (11月2日、身延町)◆
.
。。。。。。。。。。 Olympus E-3, ZD8mm FISHEYE, EC-14, ASA100
▶ベニシジミ; Small Copper
クズの葉に静止したベニシジミを見つけた。
このベニシジミは体半分を葉から出し、出ている部分では翅の模様が逆光に映し出されている。また、葉に隠れた部分が陰となって映っているのも何となく面白い。草の高さが低いのでしゃがみながら撮影した。
どこにでもいるチョウでも、時々はっとする瞬間をみせてくれる。
◆半身がクズの葉上で逆光に輝くベニシジミの開翅 (11月2日、身延町)◆
.
A small copper was basking on the leaf of Kuzu against the setting sun. It was very beautiful and impressive. (Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200、トリミング)
▶ウラナミシジミ; Pea Blue
南部町の荒れ地に寄ってみたら、ウラナミシジミが多数集まっていた。
ウラナミシジミは「旅チョウ」だ。
このチョウは秋になるとどこからともなく飛んできて、いつの間にかどこでも見ることができるチョウになる。彼らは旅をしながら世代を繰り返し、時には北海道まで行くようだが、成虫で越冬できるのは伊豆半島や房総半島の南部が北限となっているらしい。
内陸の山梨県では冬を越すことができないと思われる。それを知りながら、元気に飛び交うかれらの様子をみると、少し感傷的になってしまうのを禁じえない。生物とは哀しいものである。
◆オオオナモミの葉上で交尾するウラナミシジミ (10月13日、南部町)◆
.
A mating pair of Pea Blue was found on the leaf.
(Olympus E-3, ZD8mm FISHEYE, EC-14, ASA200)
ウラナミシジミは活発に吸蜜したり、日向ぼっこをしたりしていた。見かけたチョウの多くはかなりスレて翅も破損していたが、その中に綺麗で新鮮な個体見つけた。
当地で羽化したであろう新鮮な個体がセンダングサの花で吸蜜して、翅を開いた。そっと近づいて、開いた翅を見ると、基部から青燐が広がり、後翅外縁に黒い点が並んでいる。この基部から広がる青はこのシジミの特徴で、怪しい光沢を持っている。
◆センダングサの花で吸蜜するウラナミシジミ (11月2日、南部町)◆
.
A Pea Blue feeding on the flower of "Sendangusa" with the wings opened. (Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200)
▶ウラギンシジミ; Angled Sunbeam
黄変した葉の下に純白のとんがり帽子のようなウラギンシジミを見つけた。すでに越冬態勢に入ってしまったのだろうか葉裏に静止して動く様子がない。
数週間前にはこの散歩道の周りで多数のウラギンが元気に飛び回っていたのに、今回見つけたのはこの1頭だけだった。やはり、越冬態勢に入ってしまっているのだろう。
◆葉裏で休むウラギンシジミ (11月2日、南部町)◆
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A Angled Sunbeam resting in reverse position on the back of leaf. (Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200)
▶ハンミョウ; Cicindela japonica
南部町にはハンミョウが多い場所がある。
さすがにこの時期だともう遅いかなと思っていた。しかし、現地に到着してみると、まだ何頭ものハンミョウが元気に迎えてくれたのは嬉しい驚きだった。。
ハンミョウは数週間前に撮影しているので余裕がある。とにかく、岩に腰掛けてお茶を飲みながらゆっくりと彼らの様子を観察することにした。
しばらく彼らの様子を観察していると、一頭のハンミョウが毛の長い毛虫を引きずっている。自分の体の何倍もある大物だ。脅かさないようにそっと近づいてその様子を観察した。
◆毛虫を引くハンミョウ (11月2日、南部町)◆
.
A Japanese tiger beetle was attacking a woolly caterpillar. (Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200)
ハンミョウは、しばらくの間、毛虫に大顎で噛みついていた。何回も長い牙で毛虫を攻撃していたが、毛虫の長い剛毛はハンミョウの大きな牙でもなかなか噛みちぎれないようだ。
結局、ハンミョウは毛虫を食べるのをあきらめたみたいで、毛虫から離れてしまった。
◆毛虫を襲うハンミョウ (11月2日、南部町)◆
.
Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200
英語でTiger beetle と呼ばれているハンミョウは、大きな牙を何本も持っている。ハンミョウは体色が何ともいえず綺麗なので、そこに目を奪われてしまう。
正面から見ると、まさしく Tiger beetle と呼ぶにふさわしい面構えだ。
◆ハンミョウの正面アップ像 (11月2日、南部町)◆
.
Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200
ハンミョウの飛翔写真に挑戦してみた。ハンミョウは近づくとすぐに飛ぶ。しかし、みていると飛び去った後にまた戻ってくることがあり、その時が飛翔写真のチャンスのようだ。
直線的に飛翔し、飛翔速度もそれほど速くないので、もっと簡単に撮影できるかなと思ったが、虫体が小さいのとチャンスが少ないので、なかなか思うようにいかない。
でも、何とかハンミョウの飛翔写真を写しとめることができた。
ハンミョウの飛翔する姿は、他の甲虫(例えばカミキリムシ)と同じであった。前足と中足は前方に出して広げ、後ろ脚は両側に広げて飛んでいるのがわかる。
この姿勢だと中足と後ろ足の間で、うまい具合に羽ばたくことができるのだろう。
◆ハンミョウの飛翔姿勢 (11月2日、南部町)◆
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Olympus E-3, ZD8mm FISHEYE, EC-14, ASA800、トリミング
**************************************************
§Afterword§
今回も県南まで足を延ばして散歩して見たが、さすがにこの時期になると、道を歩いても出現するチョウはとても少なくなってしまった(ヤマトシジミのオスだけは無数にいたが)。
これからチョウが出てくる来年の春までの5ヶ月間がとても長い。
でも、秋の終わりの時期、冬の時期とそれぞれの自然の表情があるので、チョウがいなくとも自然を楽しむことはできるはずである(工夫が必要だけどね)。
これからもフィールド散歩はなるべく続けていきたい。
以上、 by 虫林花山
Date: November 2nd, 2008
Place: Nambu-cho, Yamanashi Pref.
Weather:Fine
§ Diary §
天気が良いので、県南部にある散歩道の一つを訪れた。ここは両側が山に挟まれた谷の中にある小さな集落で、南方系のチョウが多いのでこの時期には訪れることが多い。
到着して自動販売機でペットボトルのお茶を買っていると、傍の休耕田が赤くなっていた。近寄ってみると、イヌタデの群落だった。
イヌタデは別名を「アカマンマ」とか「オコワグサ」と呼ばれる雑草だが、これだけ大きな群落になると、まるで赤い絨毯が敷き詰められたみたいだ。この赤はなかなか渋くて良い。
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The fallow field was covered with red grass named "Inutade". It seemed to be as close as red carpet. (Olympus E-3, ZD50mm MACRO, EC-14, ASA200)
▶自分の影写真; Shadow self-portrait
ススキの穂が逆光に輝く午後の河原道を、眩しさに目を細めながらゆっくりと歩いた。ふと、振り返ってみると、小道の上に自分の影が長く伸びている。
そういえば、子供の頃はよく「影踏み」などをして遊んだものだ。最近(というよりは大人になってから)は、自分の影の存在をあまり意識した記憶がない。
望遠レンズで撮影しているポーズをどうやって撮影できたかわかるかな?
----ばかばかしいので無視してください。
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。。。。。。。。。。 Olympus E-3, ZD8mm FISHEYE, EC-14, ASA100
▶ベニシジミ; Small Copper
クズの葉に静止したベニシジミを見つけた。
このベニシジミは体半分を葉から出し、出ている部分では翅の模様が逆光に映し出されている。また、葉に隠れた部分が陰となって映っているのも何となく面白い。草の高さが低いのでしゃがみながら撮影した。
どこにでもいるチョウでも、時々はっとする瞬間をみせてくれる。
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A small copper was basking on the leaf of Kuzu against the setting sun. It was very beautiful and impressive. (Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200、トリミング)
▶ウラナミシジミ; Pea Blue
南部町の荒れ地に寄ってみたら、ウラナミシジミが多数集まっていた。
ウラナミシジミは「旅チョウ」だ。
このチョウは秋になるとどこからともなく飛んできて、いつの間にかどこでも見ることができるチョウになる。彼らは旅をしながら世代を繰り返し、時には北海道まで行くようだが、成虫で越冬できるのは伊豆半島や房総半島の南部が北限となっているらしい。
内陸の山梨県では冬を越すことができないと思われる。それを知りながら、元気に飛び交うかれらの様子をみると、少し感傷的になってしまうのを禁じえない。生物とは哀しいものである。
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A mating pair of Pea Blue was found on the leaf.
(Olympus E-3, ZD8mm FISHEYE, EC-14, ASA200)
ウラナミシジミは活発に吸蜜したり、日向ぼっこをしたりしていた。見かけたチョウの多くはかなりスレて翅も破損していたが、その中に綺麗で新鮮な個体見つけた。
当地で羽化したであろう新鮮な個体がセンダングサの花で吸蜜して、翅を開いた。そっと近づいて、開いた翅を見ると、基部から青燐が広がり、後翅外縁に黒い点が並んでいる。この基部から広がる青はこのシジミの特徴で、怪しい光沢を持っている。
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A Pea Blue feeding on the flower of "Sendangusa" with the wings opened. (Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200)
▶ウラギンシジミ; Angled Sunbeam
黄変した葉の下に純白のとんがり帽子のようなウラギンシジミを見つけた。すでに越冬態勢に入ってしまったのだろうか葉裏に静止して動く様子がない。
数週間前にはこの散歩道の周りで多数のウラギンが元気に飛び回っていたのに、今回見つけたのはこの1頭だけだった。やはり、越冬態勢に入ってしまっているのだろう。
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A Angled Sunbeam resting in reverse position on the back of leaf. (Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200)
▶ハンミョウ; Cicindela japonica
南部町にはハンミョウが多い場所がある。
さすがにこの時期だともう遅いかなと思っていた。しかし、現地に到着してみると、まだ何頭ものハンミョウが元気に迎えてくれたのは嬉しい驚きだった。。
ハンミョウは数週間前に撮影しているので余裕がある。とにかく、岩に腰掛けてお茶を飲みながらゆっくりと彼らの様子を観察することにした。
しばらく彼らの様子を観察していると、一頭のハンミョウが毛の長い毛虫を引きずっている。自分の体の何倍もある大物だ。脅かさないようにそっと近づいてその様子を観察した。
.
A Japanese tiger beetle was attacking a woolly caterpillar. (Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200)
ハンミョウは、しばらくの間、毛虫に大顎で噛みついていた。何回も長い牙で毛虫を攻撃していたが、毛虫の長い剛毛はハンミョウの大きな牙でもなかなか噛みちぎれないようだ。
結局、ハンミョウは毛虫を食べるのをあきらめたみたいで、毛虫から離れてしまった。
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Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200
英語でTiger beetle と呼ばれているハンミョウは、大きな牙を何本も持っている。ハンミョウは体色が何ともいえず綺麗なので、そこに目を奪われてしまう。
正面から見ると、まさしく Tiger beetle と呼ぶにふさわしい面構えだ。
.
Olympus E-3, Sigma 150mm MACRO, ASA200
ハンミョウの飛翔写真に挑戦してみた。ハンミョウは近づくとすぐに飛ぶ。しかし、みていると飛び去った後にまた戻ってくることがあり、その時が飛翔写真のチャンスのようだ。
直線的に飛翔し、飛翔速度もそれほど速くないので、もっと簡単に撮影できるかなと思ったが、虫体が小さいのとチャンスが少ないので、なかなか思うようにいかない。
でも、何とかハンミョウの飛翔写真を写しとめることができた。
ハンミョウの飛翔する姿は、他の甲虫(例えばカミキリムシ)と同じであった。前足と中足は前方に出して広げ、後ろ脚は両側に広げて飛んでいるのがわかる。
この姿勢だと中足と後ろ足の間で、うまい具合に羽ばたくことができるのだろう。
.
Olympus E-3, ZD8mm FISHEYE, EC-14, ASA800、トリミング
§Afterword§
今回も県南まで足を延ばして散歩して見たが、さすがにこの時期になると、道を歩いても出現するチョウはとても少なくなってしまった(ヤマトシジミのオスだけは無数にいたが)。
これからチョウが出てくる来年の春までの5ヶ月間がとても長い。
でも、秋の終わりの時期、冬の時期とそれぞれの自然の表情があるので、チョウがいなくとも自然を楽しむことはできるはずである(工夫が必要だけどね)。
これからもフィールド散歩はなるべく続けていきたい。
以上、 by 虫林花山
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banyan10 at 2008-11-03 17:42
ハンミョウの飛翔は素晴らしいですね。
夏にミヤマハンミョウの飛翔は撮影しましたが、普通のハンミョウはまだなので、来年挑戦してみたいです。
ベニシジミの写真も面白いシーンですね。こういう写真は注意していないと見逃してしまいます。
夏にミヤマハンミョウの飛翔は撮影しましたが、普通のハンミョウはまだなので、来年挑戦してみたいです。
ベニシジミの写真も面白いシーンですね。こういう写真は注意していないと見逃してしまいます。
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ヘムレン
at 2008-11-03 18:10
x
いろいろなアングル、いろいろな場面、いろいろな被写体・・・虫林さんのセンスが伺えるいい写真ばかりですね。ベニシジミの写真、いいですね。なかなか、気がつかない見落としがちの風景ですね(^^;)
勉強になります。
ハンミョウは美しいし、迫力もあり、いい被写体ですね。それにしても、飛翔はすごいです(^^)
勉強になります。
ハンミョウは美しいし、迫力もあり、いい被写体ですね。それにしても、飛翔はすごいです(^^)
春先以外はあまり撮影しないベニシジミですけど、この時期は春同様にきれいな個体が多いですよね。
それとは別にこの写真はアングルの勝利ですね。時には視点を違えてみると、見慣れたものでも新鮮な驚きがある良い例ですね。
素晴らしいです。
それにハンミョウの飛翔も素晴らしい。よく見ますけど、とても飛翔を撮ろうとは思えない動きだったと思います。
行動パターンをよく見きった傑作ですね。
それとは別にこの写真はアングルの勝利ですね。時には視点を違えてみると、見慣れたものでも新鮮な驚きがある良い例ですね。
素晴らしいです。
それにハンミョウの飛翔も素晴らしい。よく見ますけど、とても飛翔を撮ろうとは思えない動きだったと思います。
行動パターンをよく見きった傑作ですね。
banyanさん、
有難うございます。
ナミハンミョウは、いるところにはかなりいますが、とにかく敏感で、なかなか近づかせてくれません。飛翔写真は飛ぶ軌道を観察すれば、チャンスは少ないですが、撮影する事は可能です。是非ともトライしてみてください。
ベニsジミは何となくひらめきました。ラッキーでした。
でも、これからもこういう写真を撮影したいと思っています。
有難うございます。
ナミハンミョウは、いるところにはかなりいますが、とにかく敏感で、なかなか近づかせてくれません。飛翔写真は飛ぶ軌道を観察すれば、チャンスは少ないですが、撮影する事は可能です。是非ともトライしてみてください。
ベニsジミは何となくひらめきました。ラッキーでした。
でも、これからもこういう写真を撮影したいと思っています。
ヘムレンさん、
お褒めいただき恐縮します。
ベニシジミは、うまいところに静止してくれたので、面白い写真になったように思います。偶然ですが、撮影できたときはそれなりに嬉しかったですよ。
今年からハンミョウを撮影していますが、この虫は日本を代表する美しい甲虫だと思っています。でも敏感で、なかなか思い通りに撮影させてくれません。飛翔はなんとか撮影できましたが、まだまだです。
お褒めいただき恐縮します。
ベニシジミは、うまいところに静止してくれたので、面白い写真になったように思います。偶然ですが、撮影できたときはそれなりに嬉しかったですよ。
今年からハンミョウを撮影していますが、この虫は日本を代表する美しい甲虫だと思っています。でも敏感で、なかなか思い通りに撮影させてくれません。飛翔はなんとか撮影できましたが、まだまだです。
ダンダラさん、
有難うございます。
この時期のアカシジミは個体数が多いので、無視されがちですが、仰るとおりで綺麗な個体がありますね。このアングルは葉に静止したので、しゃがんでなるべく下からのアングルで狙ったのが良かったのだと思います。うまく行きました。
ハンミョウは、飛翔パターンと運を天に任せての撮影でした。まだまだ満足の行くものではありませんが、何とか撮影できた言うところです。
有難うございます。
この時期のアカシジミは個体数が多いので、無視されがちですが、仰るとおりで綺麗な個体がありますね。このアングルは葉に静止したので、しゃがんでなるべく下からのアングルで狙ったのが良かったのだと思います。うまく行きました。
ハンミョウは、飛翔パターンと運を天に任せての撮影でした。まだまだ満足の行くものではありませんが、何とか撮影できた言うところです。
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6422j-nozomu2 at 2008-11-03 22:08
1枚目の写真が蝶撮影の原点のような気がします。身近な素材で意外なシーン。レア種を追いかけるのも大変ですから。
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at 2008-11-03 22:26
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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cactuss at 2008-11-03 22:32
ノゾピーさん、
コメント有難うございます。
一枚目というのはベニシジミの写真ですね。有難うございます。
仰るとおりで、身近なベニシジミでも見る角度や場所、時間などの要因が重なるとはっとするときがありますね。そういうシーンは突然にやってきて予想がつきませんが、是非とも見逃さないようにしようと思っています。
コメント有難うございます。
一枚目というのはベニシジミの写真ですね。有難うございます。
仰るとおりで、身近なベニシジミでも見る角度や場所、時間などの要因が重なるとはっとするときがありますね。そういうシーンは突然にやってきて予想がつきませんが、是非とも見逃さないようにしようと思っています。
cactussさん、
コメント有難うございます。
ベニシジミは多分、お互いに見合っていると思います。このシーンの撮影は僅か3枚程度で、非常に短時間でした。というのもチョウが飛び去ってしまったのです。
ハンミョウは体はとても綺麗ですが、牙は大きく、獰猛だと思います。
コメント有難うございます。
ベニシジミは多分、お互いに見合っていると思います。このシーンの撮影は僅か3枚程度で、非常に短時間でした。というのもチョウが飛び去ってしまったのです。
ハンミョウは体はとても綺麗ですが、牙は大きく、獰猛だと思います。
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Noreen05 at 2008-11-05 23:49
センスの良い影写真拝見しましたぁ~♪片手で望遠レンズのカメラを構えて、もう一台のカメラで撮影されたのでしょうか?リュックと帽子のシルエットもアクセントになっているようで面白いですね!
ベニシジミの逆光斜め上開翅と・・・狙っていてもなかなか出逢えるチャンスがないシーンを見事に撮影されていて羨ましいです。
ベニシジミの逆光斜め上開翅と・・・狙っていてもなかなか出逢えるチャンスがないシーンを見事に撮影されていて羨ましいです。
Noreenさん、
有難うございます。
陰の撮影の方法はほとんど当たりです。この写真は、もう少し時間が遅ければ、足がもっと長く写ったのに----。自分の影を撮影するのに良い季節になってきましたね。
ベニシジミは良いポジションに静止してくれました。運が良かったと思います。お褒めいただき恐縮します。
有難うございます。
陰の撮影の方法はほとんど当たりです。この写真は、もう少し時間が遅ければ、足がもっと長く写ったのに----。自分の影を撮影するのに良い季節になってきましたね。
ベニシジミは良いポジションに静止してくれました。運が良かったと思います。お褒めいただき恐縮します。
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by
chochoensis at 2008-11-07 07:09
虫林さん、ハンミョウの飛翔写真が素敵です・・・翅を動かすのに便利なように脚の位置を決めているのが凄いです・・・驚きました。
chochoensisさん、
有難うございます。
ハンミョウの飛翔は、意外にてこずりました。でも、何とか写真のはじっこでも撮影できてよかったです。甲虫の飛ぶ姿は、ゆっくりと写真に撮影してみると、面白いものが見えてきますね。
昆虫は飛ぶときに合理的な格好で飛んでいるようです。
有難うございます。
ハンミョウの飛翔は、意外にてこずりました。でも、何とか写真のはじっこでも撮影できてよかったです。甲虫の飛ぶ姿は、ゆっくりと写真に撮影してみると、面白いものが見えてきますね。
昆虫は飛ぶときに合理的な格好で飛んでいるようです。
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at 2008-11-07 20:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
grassmonblue
at 2008-11-07 23:17
x
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clossiana at 2008-11-08 08:40
2枚めの写真は「足ながおじさん」「ハーメルンの笛吹き男」とか何か欧州中世をイメージさせるのは帽子の影のせいかな?イヌタデ、ベニシジミ、ハンミョウと幅広く色々なものに目を見張る事が出来るのは虫林さんの視野が広いからなんでしょうね。余裕を感じさせます。
非公開コメントさん、
連絡有難うございました。これからもよろしくお願いします。
連絡有難うございました。これからもよろしくお願いします。
by tyu-rinkazan
| 2008-11-03 15:03
| ■甲虫
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