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2013年 07月 31日 ( 1 )

Diary #533 :
日曜日は八ヶ岳で散歩。
笹の葉が上の笹の葉を貫通していた。

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- A bamboo leaf penetrating the upper leaf.

---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro



笹原にはチラチラと飛ぶ小型のシジミチョウの姿-----ゴイシシジミ。
このチョウの英名は「森のピエロ(forest Pierrot)」。
そういえば、どことなく愛嬌があるように思う。

最近は小さな昆虫を小さく表現することも面白いかなと思う。
でも、芸術的なセンスが乏しい虫林にはこれがなかなか難しい。

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- The Forest Pierrot.

----Olympus Stylus TG2 tough



ダケカンバの林では足元から羽化したばかりの新鮮なエルタテハが次々に飛び出した。

なかなか敏感で近づくとすぐに飛ばれる。多分、僕の撮気(殺気ではない)を敏感に感じるのかも。
諦めて岩に腰かけて休んでいると、なんと目の前の赤みを帯びた岩の上に静止した。

100㎜マクロで撮影した後にgyorome8でも近接撮影。

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- A male of the Large Comma basking on the reddish stone

---- Canon EOS 7D + EF100mm Macro, Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8



エルタテハという名前は、後翅の裏にある「Lの紋」にちなむ。

しかし、実際には L というよりも単なる白い小さな点の個体も多い。
上を見上げると、ダケカンバの枝の樹液に何頭ものエルタテハが集まっていた。

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- The Large Comma

---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro




湿った地面では数頭のアイノミドリシジミが吸水。
何度かトライアルして魚露目で撮影した。

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- The Brilliant Hairstreak

---- Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8



同じ種でも個体変異(斑紋や色彩の多型)を示す昆虫は多い。
ヤツボシハナカミキリはそれがとても顕著だ。

下の2頭はまるで別種のように色彩が異なる。

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- Leptura mimica

---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro



動物(タヌキ?)の落し物(糞)にクロヒカゲとクロボシヒラタシデムシ。
タヌキやキツネはどういうわけか石の上で用を足すことが多いようだ。

シデムシの仲間は一般に地味だが、このクロボシヒラタシデムシは前胸背が赤くて美しい。
動物たちの糞は他にも見かけたが、そこにはクロボシヒラタシデムシの姿はない。
多分、鮮度とか乾燥度とか彼らが好む状態があるのだろう。

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- The Diana Treebrown and Oiceoptoma nigropunctatum.

---- Canon EOS 7D, EF100mm Macro, Olympus Stylus TG2 tough + Gyorome8




Postscript :
今回の八ヶ岳では、新鮮なエルタテハなどのチョウたちや面白い甲虫たちに出会うことができました。「鵜の目鷹の目」で目的の昆虫だけを探すのも楽しいけれど、視野を広げるとこれまで気が付かなかった面白いことが見えてきますね。見ているけど見えていないことがいかに多いということに驚いてしまいます。

毎年のことですが、夏休みがなかなかとれません------。


Nature Diary vol.8(46): #533
Date: July-28 (Sunday)/2013
Place: Hokuto-shi inYamanashi




by tyu-rinkazan | 2013-07-31 22:42 | Comments(10)