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DIARY Vol.10 (687): #49, 2015 :  

チョウの季節型には、幼虫時の気温とともに日照時間が強く関係(環境適応)。
9月の中旬という時期は、虫たちが夏型から秋型に入れ替わる移行期だ。
そろそろ僕も服を変えて、気分も変えて体型も変えて、「秋型の虫林」に変身???
今回は秋告虫たちに会いに南部に向かった。


秋型のツマグロキチョウに会う

小雨が降っていたが、数頭のツマグロキチョウが飛び出した。
みると、すでに翅はとんがり、翅裏の線状紋も明瞭だ----秋型。

秋型のツマグロキチョウは枯葉や黄変した葉で翅を休めた。
たしかにこのような場所にいる彼らはとても見つけにくい。
秋型のツマグロキチョウと枯葉や黄葉した葉の組み合わせは秋らしい。

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---- 秋型のツマグロキチョウ- The Angulated Grass Yellow, autumn type

-----(Shizuoka, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD50-150mm


秋型の独特の姿、すなわち翅が尖り、翅裏の線状紋が明瞭。
この時期はツマグロキチョウの秋型に秋の深まりを感じる。

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---- 秋型のツマグロキチョウ- The Angulated Grass Yellow, autumn type

-----(Shizuoka, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD50-150mm


まだ夏型の姿も見ることができた。
下の写真は水滴がついた葉の上で静止したツマグロキチョウ夏型。

ツマグロキチョウの夏型は翅が丸く、線状紋が不明瞭。

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---- 夏型のツマグロキチョウ- The Angulated Grass Yellow, autumn type

-----(Shizuoka, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD50-150mm



クリシギゾウムシ

近くの栗の木でクリシギゾウムシ♂♀を観察。

メスはお風呂に浸かるような姿で産卵し、オスはそのそばに待機している。
オスの口吻も長いが、メスの口吻はオスよりも倍以上も長い。

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---- クリシギゾウムシ-Chestnut weevil

-----(Shizuoka, 12/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro


クリシギゾウムシ♀の長い口吻を魚露目レンズで強調してみた。

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---- クリシギゾウムシ-Chestnut weevil

-----(Shizuoka, 12/September/2015, Olympus Stylus TG3 tough, Gyorome8


TG-3の顕微鏡モードでメスの頭部を拡大した。
以前から撮影したいと思っていたが、今回やっと満足できる写真が撮れた。

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---- クリシギゾウムシ-Chestnut weevil

-----(Shizuoka, 12/September/2015, Olympus Stylus TG3 tough,



ヒガンバナと黒系アゲハ

真っ赤な色のヒガンバナに黒系アゲハが群れていた。
みたところ、ナガサキアゲハ、オナガアゲハが多い。

ヒガンバナ(彼岸花)の英名はhurricane lilyというらしい。
台風百合(hurricane lily)とは何ともクールな名前だ。
このヒガンバナには黒系アゲハが多く集まるようだ。

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---- ヒガンバナに黒系アゲハ-Sawtooth oak

-----(Shizuoka, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD50-150mm


吸蜜するナガサキアゲハ♂を撮影した。
雨上がりで蜜が多いのだろうか、ゆっくりと吸蜜していた。

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---- ヒガンバナに黒系アゲハ-Sawtooth oak

-----(Shizuoka, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD50-150mm



葛の花のウラギンシジミの幼虫

教えていただき、クズの花でウラギンシジミの幼虫を探した。
下の写真の丸で囲んだところに幼虫がいるのがわかるかな。
幼虫は花弁の色や形、大きさによく似ていると思うがどうだろう。

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---- 葛の花のウラギンシジミの幼虫-A caterpillar of Toothed Sunbeam

-----(Yamanashi, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro



ウラギンシジミの幼虫を拡大。

突起がある方が前のように見えるが、実はそちらが後ろになる。
刺激するとその突起から線香花火のような毛が出てくるらしい。

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---- 葛の花のウラギンシジミの幼虫- A caterpillar of Toothed Sunbeam

-----(Yamanashi, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro



クロコノマチョウとフクラスズメガの幼虫

ススキの葉裏に細長い幼虫を見つけた----クロコノマチョウの幼虫。
クロコノマチョウの幼虫は頭部が黒くて角(突起)がある。

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---- クロコノマチョウの幼虫-A caterpillar of the Dark Evening Brown.

-----(Yamanashi, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD60mm Macro


イラクサに静止するフクラスズメガの幼虫。

この幼虫は刺激すると頭部を激しく振るので驚いた。
この行動はフクラスズメの幼虫独特のものらしい。

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---- フクラスズメガの幼虫-A caterpillar of Arcte coerula

-----(Yamanashi, 13/September/2015, Olympus OM-D E-M1, MZD12mm



🔍虫眼鏡ノート

稲穂も色づいて、秋が日1日と深まってくるのが実感出来る季節になりました。今回は秋を告げる「秋告虫」に会いたくて、県南の県境部を中心に回ってみました。同行者は敬愛してやまない昆虫写真家の山口進さんで、ストレスフリーの気楽な散歩となりました。次週末はシルバーウィークですが、まだ行く先を決めていません。でも、虫を探すフィールド散歩ではどこに行こうか考えるのも楽しいものですね。

Written by 虫林花山





by tyu-rinkazan | 2015-09-14 19:08 | ▣ツマグロキチョウ | Comments(10)

DIARY 9 (68): #629 :

 
<下関の唐戸市場>
昨日(土曜日)は山口県下関市から夜遅くに帰宅した。今回は1泊2日の弾丸旅行。下関ではとてもタイトなスケジュールだったが、帰る直前に唐戸市場に立ち寄ることができた。ここには沢山のお店が並んでいて、好きな鮨ネタを自分で選んで食べることができる。お寿司に目が無い僕は、フグの白子、ウチワエビ、ノドグロなど関東では馴染みがうすいものを食べてみた。ほっぺたが落ちた。

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----- 賑わう唐戸市場 Karato Market

-------Shimonoseki in Yamaguchi, Nov. 08, 2014、Olympus Tough TG-3

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本日(日曜日)は朝からドン曇り。
富士山麓の紅葉(黄葉)はすでに終盤。

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----- 紅葉 Red Leaves of Maple Tree

------- Mt Fuji in Yamanashi, Nov. 09, 2014、Canon 6D + ED100mm Macro


県南部の河原を散歩。

ツマグロキチョウがヌルデの葉に静止。
ツマグロキチョウの黄色が赤いヌルデの葉に映える。

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----- ヌルデの葉に静止するツマグロキチョウ秋型 Eurema laeta, autumn type

------- Nanbu-cho in Yamanashi, Nov. 09, 2014、Canon 6D + ED100mm Macro


TG-3の顕微鏡モードでヌルデの葉をクローズアップ。
葉の赤い色は葉脈を中心に広がっているように見える。

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----- 赤変したヌルデの葉 A Red Leaf of Japanese sumac

------- Nanbu-cho in Yamanashi, Nov. 09, 2014、Olympus Tough TG-3


紅葉(黄葉)を愛でるという習慣は海外ではあまり聞かない。多分、日本人の感性だと思う。紅葉の鮮やかな赤い色はアントシアニンanthocyaninというフラボノイド色素、黄色はカロチノイド carotenoid色素によるものだが、なぜ木々が葉を落とす前に赤や黄色に色付くのかという根本的な理由はよくわからない。そろそろ僕も赤いセーターでも着て紅人してみようかな-----おバカ。
by tyu-rinkazan | 2014-11-11 18:26 | ▣ツマグロキチョウ | Comments(14)

DIARY 9 (51): #613 :


クズの葉上のツマグロキチョウを撮影していた時、葉に映る「影」が面白いなと感じた。
そこで、蝶の影を撮影してみた。いわば「 影撮り写真」だね。

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----- ツマグロキチョウの影 A Shadow of the Spotless Grass Yellow

--------静岡県富士宮市 8月31日 (Canon EOS 6D, EF100mm f2.8L Macro IS USM)



残り少ない夏を惜しむように飛び回るツマグロキチョウ夏型。
秋型へと変化するのも間もない。

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----- 飛翔するツマグロキチョウ Spotless Grass Yellow

--------静岡県富士宮市 8月31日 (Canon EOS 70D, EF 8-15mm F4L USM, Speedlight 430EX)



夏型の後翅裏面を走る2本の黒線。
秋型に比較してどこか控えめで楚々としている。

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---- ツマグロキチョウ The Spotless Grass Yellow

-------静岡県富士宮市8月31日(Canon EOS 6D, EF100mm f2.8L Macro IS USM)



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---- 吸蜜するツマグロキチョウ The Spotless Grass Yellow

-------静岡県富士宮市8月31日(Canon EOS 6D, EF100mm f2.8L Macro IS USM)



黄色い蝶は逆光で撮影すると翅の色が鮮やかだ。

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---- ツマグロキチョウ The Spotless Grass Yellow

-------静岡県富士宮市8月31日(Canon EOS 6D, EF100mm f2.8L Macro IS USM)



by tyu-rinkazan | 2014-09-02 23:00 | ▣ツマグロキチョウ | Comments(8)

Nature Diary #0215
Date: October 25th, 2008
Place: Kofu-shi, Nambu-cho, Yamanashi Pref.
Weather:Cloudy



朝、ゆるゆると起き、いつものようにNHKの朝の連ドラ「だんだん」を見ながら朝食をとった。このドラマは内容もさることながら、主題歌(縁の糸)を歌う竹内まりやの声が、虫林のノスタルジーを刺激してとても耳に優しく聞こえる(若い頃を思い出す)。

外に出てみると、空は厚い雲に覆われ、風も強く気温も低い。

柿木林の向こうに富士山が見えるが、頂上にはいわゆる笠雲がかかっている。笠雲は天候不順を意味する雲である------富士山の様子で天候を知るとは、虫林もいよいよ山梨県人になったといえる。

そういえば、虫林が山梨県に移り住んでから早や18年が過ぎようとしているのだから驚いてしまう。
歳月人を待たず Time and tide wait no man.であるが、もう少しゆっくりして欲しいものだ。

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富士山 (2008-October-25、甲府市)

.
Olympus E-3, ZD50mm,, ASA200



§ Diary §

ミヤマシジミ; Argyrognomon Blue

まずは近くの河原でミヤマシジミを探した。ゆっくりとポイントの河原を歩いてみると、エノコログサの上に2頭のミヤマシジミを見つけることができた。このチョウは本来コマツナギで撮影するのがよいが、エコログサ上のチョウもなかなか雰囲気があって宜しい。

とかなんとかいいながら、本当はミヤマシジミの青メスを探したのだが、この天気では開翅する見込みが無いので、エノコログサとミヤマシジミにテーマを変えたのである。

甲府市内のこの場所は、自宅から程近い(車10分)。そんな場所で、この時期にミヤマシジミを撮影できただけでも嬉しいじゃないか。

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。。。。。。。。。。エノコログサの上のミヤマシジミ (2008-October-25、甲府市)

.
。。。。。。。。。。 Olympus E-3, ZD50mm, EC-14, ASA200

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。。。。。。。。。。ミヤマシジミ (2008-October-25、甲府市)

.
。。。。。。。。。。 Olympus E-3, ZD50mm, EC-14, ASA200



ツマグロキチョウ; Angulated Grass Yellow

甲府市から南部町に移動した。

現地に到着して、歩き始めるとすぐにツマグロキチョウを見つけた。チョウは気温が低いにも関わらず結構敏感で、近づくとすぐに飛び立ってしまう。さらに、いったん飛び立つと、今度はなかなか静止してくれないので神経が消耗してしまうのだ。

お茶を飲みながら、ふらふらといつまでも飛ぶ蝶を目で追っていると、茂みの前の枯れ草に静止した。

あわてて走り寄ってカメラのファインダー越しにチョウを見た時に驚いた。チョウの後ろの紅葉した葉(多分、ヌルデ)の赤が、黄色いチョウを秋色に染めていたからだ。

背景のヌルデは、少しオレンジかかっていたが、写真では結構どぎつい赤になったみたいだ。これほど赤がきついと彩度の設定などを変えたほうが良いかもしれないと思う。よく、オリンパスブルーという言葉がカメラ雑誌などに肯定的に出てくるが、虫林はあまり鮮やかな青も好ましくないと思っている。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しなのだ。

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。。。。。。。。。。秋色のツマグロキチョウ (2008-October-25、南部町)

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。。。。。。。。。。 Olympus E-3, ZD50mm, EC-14, ASA200



クロツバメシジミ; Black Cupid

南部町からの帰途、身延町のクロツポイントに寄り道した。ここのツメレンゲ群落は、規模は大きいが草体が貧弱なのが残念だ。だが、クロツの個体数は多く、また遅い時期まで発生しているので、いつもシーズンの終了間際に訪れることが多い。

歩き始めると、足もとからクロツが飛び出していく。その中に交尾している個体を見つけた。そういえば、今年はまだクロツの交尾写真を撮影していなかったので嬉しい。

交尾している個体をよく見ると、メス(大きい方)は翅がまだ伸びきっていないようだ。すなわち、羽化後間もなくオスがやってきて交尾したのだろう。

背景の黄色はセイタカアワダチソウだ。

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交尾するクロツバメシジミ (2008-October-25、南部町)

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Olympus E-3, ZD50mm, EC-14, ASA200、ストロボ



オツネントンボ; Sympecma paedisca

成虫で越冬するトンボの仲間のオツネントンボが沢山いた。こんなにオツネントンボを見たことがない。越冬前には特定の場所に集まってくるのだろうか。

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オツネントンボ (2008-October-25、南部町)

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Olympus E-3, ZD50mm, EC-14, ASA200

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。。。。。。。。。。オツネントンボ (2008-October-25、南部町)

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。。。。。。。。。。 Olympus E-3, ZD50mm, EC-14, ASA200


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§Afterword§

天気が悪いと神頼みをしたくなる。でも、よく考えると10月は「神無月」なのだ。すなわち、日本国中の神様は出雲大社に集まるため出張中だ。
神様が不在なのに神頼みしてもご利益は期待できようはずもないね。

でも、秋色の昆虫達を撮影できたのは嬉しい。

月曜日は神奈川のある大学で、学生講義を依頼されている。最近の講義はパワーポイントで行うので、ノートパソコンさえあれば、どこ(自宅)でもその準備ができてしまう。便利になった反面、準備にきりが無くなってしまい、休日に自宅での仕事フリーな時間が少なくなってしまうのはいただけない。

仕事と趣味の時間はそれぞれきっちりと分離しないといけない---というか、趣味の時間はきっちりと確保しなければいけないと考えている。

Quality of life はとても大事なのだ。





以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2008-10-26 14:40 | ▣ツマグロキチョウ | Comments(15)

台風20号の影響で、昨日は終日の雨。
フィールドに出る気もせず、家内の買い物のお供で、子犬のようについて回った。
たまには、こんな休日も良いものだ。

今朝は一転して台風一過の快晴だ!
南アルプスや富士山、八ケ岳がくっきりとみえる。
甲府は本当に山に囲まれた町であることが実感できるね。
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。。富士山

。。。Mt. Fuji
。。。 Pentax K100D, Sigma 18-50mm, ASA 200
。。。(2007-October-28, Kofu-shi, Yamanashi)

さて、どこに散歩に行こうかな?
八ヶ岳のフジコブヤハズカミキリへの挑戦もいいなあ-----と思ったが、外に出て八ヶ岳をみると中腹まで白くなっている。これでは厳しいか。

そこで、県南(南部町)へ秋の蝶の撮影に行くことにした。

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話は変わるが、最近、ノートパソコンを変えた。以前に使っていたものが、液晶が不調になったからである。ついでに、画像整理ソフトとして、「Photo Manager」、編集ソフトとして「Digital Darkroom」というソフトを購入した。

以前は、撮影した画像の選別、整理には「フォトのつばさ」というオンラインで購入するソフトを使い、編集にはPhotoshopを用いていた。

結論からいうと、新しいソフトは慣れるまで非常に使いにくい。
とくに選別、整理ソフトはストレスがたまるので、「フォトのつばさ」に戻ろうかと思っている。

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§ツマグロキチョウ§

昨年見つけたツマグロキチョウのポイントにまたやってきた。
ここは河原のそばの草地で、食草が多いわけでもないが、ツマグロキチョウが集まっている。
不思議だ。

枯れ草に静止したツマグロキチョウが、朝の柔らかな光で秋色に染まっていた。
キチョウの仲間は逆光で撮影したほうが色が良く出るようだ。
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。。。。。。。。。。秋色蝶:ツマグロキチョウ

。。。。。。。。。。。The Angulated Grass Yellow with autumn color
。。。。。。。。。。。 Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。。。。。。。。。(2007-October-28, Nanbu-cho, Yamanashi)


順光で撮影したものでは、斜めに走る黒褐色の線がツマグロであることを物語っている。
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。。ツマグロキチョウ

。。。 The Angulated Grass Yellow resting on the leaf
。。。 Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。(2007-October-28, Nanbu-cho, Yamanashi)


ススキに静止したツマグロキチョウを、わざと日光を画面の中に入れ、アンダーの露出補正の状態で、フラッシュをたいて撮影してみた。

ご覧のように不思議な雰囲気の写真になった。
今まで何度かトライした画像だが、ゴーストに邪魔されてしまった。今回は何とか見ることができる写真になったので嬉しい。
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。。ススキとツマグロキチョウ

。。。 The Angulated Grass Yellow resting on the Japanese pampas grass
。。。 Pentax K100D, Sigma 18-50mm, ASA 100, Flash (+)
。。。(2007-October-28, Nanbu-cho, Yamanashi)


ツマグロキチョウは飛翔がゆっくりしているので、どちらかというと撮影しやすい蝶である。
ただ黄色の蝶は露出が難しい。
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。。飛翔:ツマグロキチョウ

。。。 Flying feature of the Angulated Grass Yellow
。。。 Pentax K100D, Sigma 18-50mm, ASA 800, Trimming
。。。(2007-October-28, Nanbu-cho, Yamanashi)

d0090322_21172280.jpg
。。飛翔:ツマグロキチョウ

。。。 Flying feature of the Angulated Grass Yellow
。。。 Pentax K100D, Sigma 18-50mm, ASA 800, Trimming
。。。(2007-October-28, Nanbu-cho, Yamanashi)

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§ウラギンシジミ§

この時期、県南部ではウラギンシジミがとても多い。
9時少し前にツマグロキチョウのポイントに到着したところ、まだ日が当たらない場所では昨日の雨で濡れていた。ふと見ると、目の前にまだ水滴を付けたウラギンシジミが静止していた。
雨の日にはこんなに水滴を付けて葉に止まっているのだろうか。
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。。。。。。。。。。水滴が付着したウラギンシジミ

。。。。。。。。。。。 The Angled Sunbeam with many water droplets
。。。。。。。。。。。 Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。。。。。。。。。(2007-October-28, Nanbu-cho, Yamanashi)


ウラギンシジミは橙色の翅表のオスが多い。
白紋のメスは見ることが少ないので、慎重に撮影した。
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。。。。。。。。。。ウラギンシジミ♀

。。。。。。。。。。。 A female of the Angled Sunbeam
。。。。。。。。。。。 Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。。。。。。。。。(2007-October-28, Nanbu-cho, Yamanashi)

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§クロツバメシジミ§

ツマグロキチョウのポイントを離れて、身延のクロツを見に行った。
ここは古い石積みの土手に、クロツの食草のツメレンゲが群生している。時期的には終盤であるが、まだかなりの個体を見ることができた。
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。。クロツバメシジミ

。。。 The black cupid resting on the feeding plant
。。。 Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA 100
。。。(2007-October-28, Minobu-cho, Yamanashi)


本日の目的はクロツの飛翔写真である。
クロツの飛翔写真は、過去に何度か挑戦しているが、ろくな写真が撮影できない。
というのも、クロツは小さく、飛翔は速く、翅表全体が黒いからだろう。また、生息する場所が石積みの斜面であるので、背景の処理も難しい。
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。。飛翔:クロツバメシジミ

。。。 Flying feature of the black cupid
。。。 Pentax K100D, Sigma 18-50mm, ASA 800, Trimming
。。。(2007-October-28, Minobu-cho, Yamanashi)

d0090322_21182858.jpg
。。飛翔:クロツバメシジミ

。。。 Flying feature of the black cupid
。。。 Pentax K100D, Sigma 18-50mm, ASA 800, Trimming
。。。(2007-October-28, Minobu-cho, Yamanashi)

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本日は非常に良い天気で、気持ちの良い散歩になった。

ツマグロキチョウはこの時期ではすでに散ってしまったかもしれないと少し心配したが、まだ4-5頭を見ることができてホッとした。
クロツは時期的に終盤で、少し古い個体が多く、あと2週間ぐらいが限度かな。本日は確認しなかったが、甲府市周辺のポイントではそろそろ終了だろう。

このくらいの散歩ではいったいどのくらいのカロリーを消費するのかを見るために万歩計を下げてみた。すると本日の歩数は7990歩であった。ウーム、10000歩いっていないのだ。
次回はもう少し歩き回ってみよう。
by tyu-rinkazan | 2007-10-28 21:30 | ▣ツマグロキチョウ | Comments(35)

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。。。061007 強風の1日 (山梨県南アルプス市)。。。。。。。。
初冠雪の富士山とツマグロキチョウ(静岡県富士宮市)
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ダンダラさん、banyanさん、chochoensisさん、霧島緑さん、たにつちさんとご一緒し、シルビアシジミ、ツマグロキチョウの撮影に行った。



◆初冠雪の富士山◆
d0090322_6344742.jpg
= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



今日は快晴で、風も無く、空気も澄み、青空をバックに雪を頂いた富士山がくっきりと聳え立っている。そういえば、富士山の初冠雪が発表されたのは2日前だ。


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ポイントに到着してすぐに、banyanさんがシルビアシジミを発見した。ウーム、良かった。

発見されたシルビアシジミは、残念ながらかなり擦れている。しかし、やせても枯れてもシルビアはシルビア。
早速、皆でシルビアシジミを囲んで、順番に撮影した。

しばらくして、別な場所に移動してみることになった。
---と、あれ?Banyanさんの姿が無い。
携帯に電話してみたところ、なんと今別の個体を撮影中で忙しいという返事が返ってきた。

みると、土手の反対側でシルビアシジミの別な個体を撮影しているではないか。どうやら、そちらの個体の方が、状態が良いようだ。
アメリカセンダングサの花で吸蜜したところを撮影した。



◆センダングサで吸蜜するシルビアシジミ Lesser Gass Blue 
d0090322_2136283.jpg
= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



その後、たにつちさんも合流し、シルビアの写真も無事撮影できた。
これで、参加者全員がシルビアシジミを撮影したことになる。良かった---------。

うずくまって撮影しているたにつちさんをふとみると、驚いた事に、シルビア君が半開翅しているではないか。
そんなバカな。
慌てて、1枚だけシャッターをきったが、接近があまく、迫力の無い写真になってしまった。



◆半開翅するシルビアシジミ Lesser Gass Blue 
d0090322_21364359.jpg
= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



なにはともあれ、シルビアの撮影を順調に終えたので、次は、静岡の富士宮市までツマグロキチョウの秋型の撮影に向かった。
今日は天気もよく、とても気持ちが良い。
車内でのチョウ談義にも話が弾む。


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今回のメインターゲットは、実はツマグロキチョウの秋型である。
訪れたポイントは、ほぼ1ヶ月前に、ダンダラさんにご案内いただいた場所で、その時はツマグロキチョウの夏型の交尾写真を撮影した。

時期的に今は、秋型が発生している頃で、ダンダラさんによれば、発生した秋型はしばらくすると散ってしまうとのことだ。。

ポイントに到着してほどなく、1頭のツマグロが出現し、静止したところをめでたく撮影した。
良かった。ここまでやってきた甲斐があったよ。
ファインダーから見るツマグロは、後翅裏面に走る褐色の線状模様が特徴的だ。翅も角ばっている。



◆ツマグロキチョウ Angulated Grass Yellow
d0090322_2312541.jpg
= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =




◆ツマグロキチョウ Angulated Grass Yellow 
d0090322_21371177.jpg
= Pentax K100D Pentax D-FA 100mm MACRO, ASA200 =



その後、ツマグロはしばしば現れるが、なかなか静止してくれないのだ。
かなり飛翔はゆっくりなので、後を追いかけるのは難しくはない。

しかし、ツマグロキチョウは茂みの中を好んで飛ぶため(通常のキチョウは林の辺縁を飛ぶ)、林の中や丈の高い草の間に入っていかざるをえない。

こうなったら飛翔写真の出番だ。本日はGR Digitalで飛翔写真を撮影してみることにした。



◆ツマグロキチョウ Angulated Grass Yellow  の飛翔◆
d0090322_21373811.jpg
= Ricoh GR Digital 、トリミング=




◆ツマグロキチョウ Angulated Grass Yellow の飛翔◆
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= Ricoh GR Digital 、トリミング=



飛んでいる状態で、キチョウとツマグロキチョウを鑑別する最も大事なポイントは、大きさだろう。そんな自信がもろくも崩れ去ったのが、次の写真だ。

小さな黄色い蝶なので、ツマグロキチョウかと思って撮影したが、後で見返してみると、お恥ずかしい話だが、一部の飛翔写真が実は小型のキチョウだったのだ。

エー!そうすると、長い間後を追いかけたチョウがキチョウだった可能性があるではないか!
すごい時間の無駄。
"ヒトを見る目も大事だが、飛翔するチョウを見る目も大事"(虫林の格言)




◆キチョウ Common Grass Yellow  の飛翔◆
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= Ricoh GR Digital 、トリミング=





◆キチョウ Common Grass Yellow
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= Ricoh GR Digital 、トリミング=



皆さん、ご苦労様でした。
また機会がありましたら、ご一緒しましょう。楽しみにしています。


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ツマグロキチョウの撮影後、ダンダラさん、chochoensisさん、霧島緑さんと分かれ、Banyanさん、たにつちさんと一緒に南アルプス市のクロツバメシジミのポイントに立ち寄った。花はほぼ満開で、大変美しいが、主役のクロツが不在であった。
どうしたのだろうか、気になる。

クロツのポイントでは隣接する民家の方から、ブドウの差し入れを頂いた。
いつも大変ご親切にしていただいている上に、さらにブドウまで頂戴し、感謝するとともに、恐縮してしまいます。
有難うございました。

chochoensisさんから頂いた文献によれば、東日本でのシルビアシジミは8県で記録があるが、そのうち、東京、埼玉、長野、群馬ではすでに絶滅ないし近年記録が無く、神奈川では絶滅寸前、千葉県でも危機的状態にあるという。残るは栃木と山梨のみだ。
しかし、山梨県でも現在、個体数は少なく、また棲息地の環境が非常に不安定な状態で、保護対策が必須である。
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by tyu-rinkazan | 2006-10-09 21:51 | ▣ツマグロキチョウ | Comments(18)