NATURE DIARY

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カテゴリ:▣モンキチョウ( 4 )

20180121 河原の散歩道:モンキチョウが飛んだ

DIARY Vol.12 (758): #02, 2018 :

朝晩は寒いけど日中は気温が上がって暖かくなった。そこで、昼食後に自宅裏を流れる荒川の河川敷を散歩することにした。実はここに居を構えた理由の一つが、この河川敷の散歩道の存在だった。でも、最近は整備されすぎてしまい、綺麗ではあるが味気なくなってしまったな。

梅の花が咲いた
日当たりの良い梅の木では、蕾が膨らみポツポツと花が咲いていた。

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----梅の花
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(Jan-14-2018, Kofu, Canon EOS M6+EF-M 18-150mm Macro)



モンキチョウ初見
歩いていると、突然足元からモンキチョウが飛び出した。
1月21日のモンキチョウ初見は僕のレコードになる。

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----モンキチョウ
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(Jan-21-2018, Kofu, Canon EOS M6 + EF-M 18-150mm)



ミスジチョウの越冬幼虫
昨日、昆虫写真家の山口 進さんの家の近くでミスジチョウの越冬幼虫をみつけた。山口さんによれば、ここのミスジチョウは最近見ていないそうなので、かなり少ないのだろう。

どこにいるかわかるかな?
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----ミスジチョウの越冬幼虫
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(Jan-14-2018, Kofu, スマホ)



Written by 虫林花山




by tyu-rinkazan | 2018-01-21 22:29 | ▣モンキチョウ | Comments(3)

20160102 正月の散歩道:梅の花とモンキチョウ、ベニシジミ-----今何月?

DIARY Vol.11 (706): #02, 2016 :  

正月は運動不足になるので、昼食後に近くのフィールドに出ることにしました。

眩しい午後の日差しを浴びながら歩いていくと、紅梅の花が咲いていました(ほぼ6分咲き)。白梅の花は少し少なくて3分咲きといったところでした。さらに、驚いたことにモンキチョウも飛んでいました。慌てて近づいてみると、時々オオイヌノフグリの花で吸蜜していました。さらにベニシジミまで---------いったい今、何月?

多分、これらのチョウたちは昨年から連続的に発生したものが残っているのだと思いますが、お正月にモンキチョウやベニシジミをみるなんて記憶にありません(虫林は甲府にきてから25年)。他県の蝶ブログをみても、ベニシジミなどが掲載されていましたので、この暖冬現象はここだけのものではなさそうです。多分、例年よりも季節の歩みが2週間以上早いように思います(あるいは、季節の歩みが異常に遅いという方が適切かな)。

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??虫眼鏡ノート

今年のお正月は暖かい。梅の花が咲き、蝶が飛ぶお正月なんてこれまで経験が無いのです。この暖冬の影響が蝶の発生にどういう影響があるのだろうか。フォローしてみたいと思います。ところで、お正月のテレビは「寅さんシリーズ」を一日中放映してほしいな。日本のお正月はやはり寅さんですね----まあ、寅さんファンの独り言です。「鬼平犯科帳シリーズ」でも良いです-----しつこい。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2016-01-02 21:19 | ▣モンキチョウ | Comments(16)

20150211 県南の散歩道:モンキチョウの新成虫が飛んだ

DIARY Vol.10 (646): #08, 2015 :

毎年、2月の声を聞くとモンキチョウの新成虫が気になります。
そこで、久しぶりに県南の南部町を散歩してみることにしました。


撮り鉄になってみた

線路わきの土手でチョウを探していると、身延線「特急ふじかわ」がやってきました。
にわか「撮り鉄」になった気分で走る列車を撮影してみました。
ちなみに「撮り鉄(とりてつ)」とは列車や車両の撮影に熱中する鉄道ファンのことです。

それでは虫の撮影ファンは?
撮り鉄の伝からいえば「撮り昆(とりこん)」になるのかな?
ウーム、撮り昆はちょっとカッコ悪いけど-----でも、慣れれば結構いけそうかも。

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---- 特急ふじかわ-Limited Express FUJIKAWA

-----(Nanbu-cho, Yamanashi, Feb/11/2015、Olympus Pen E-P5, M.ZD14-42mm)



花粉症の季節

山肌が茶色く錆びたように見えます。
今年もいよいよスギの花が咲いたのです。
見ているだけでクシャミが出そうです。

日本気象協会の2015年春の花粉飛散予測によれば、花粉は昨年よりも多くなるとのこと。
北陸・関東甲信・東北地方では、花粉の飛散量が2~6倍だそうです。
虫林も「スギ花粉症」なので、マスクくらいはしないといけないな。

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---- スギの木-Cedar Trees

-----(Nanbu-cho, Yamanashi, Feb/11/2015、Olympus OM-D E-M1, M.ZD40-150mm f2.8)



モンキチョウの新成虫が飛んだ

まだ少し早すぎたかなと思いながら南に面した土手を歩いていました。
と、足元から黄色いチョウが飛び立ちました。
今年羽化したモンキチョウ♂がすでに出ていたのです。

虫林の県内モンキチョウ初見記録の更新です。

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---- 飛翔するモンキチョウ♂ -A flying male of the Eastern Pale Clouded Yellow

-----(Nanbu-cho, Yamanashi, Feb/11/2015、Olympus Pen E-P5, Panasonic 8mm Fisheye)

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---- 日光浴するモンキチョウ♂- A basking male of the Eastern Pale Clouded Yellow

-----(Nanbu-cho, Yamanashi, Feb/11/2015、Olympus Pen E-P5, Panasonic 8m Fisheye)




モンキチョウは体を横倒しにして、春の日差しを浴びながら地面に静止しました。

この「体を横倒しにする」のは、他種の蝶でも見ることができる習性です。翅には翅脈(ヒトの血管のようなもの)が通っているので、気温が低い時には太陽の光を受ける面積を最大にして体を温めているのでしょう。その証拠に暖かい季節に羽化したモンキチョウはこの姿勢はとりません。蝶の翅は太陽光発電のパネルみたいですね。

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---- 日光浴するモンキチョウ♂- A basking male of the Eastern Pale Clouded Yellow

-----(Nanbu-cho, Yamanashi, Feb/11/2015、Olympus OM-D E-M1, M.ZD40-150mm f2.8)



出現したモンキチョウ♂は敏感でしたので、M.ZD40-150mmのテレ側(実質300mm)は有用でした。正直なところ、撮影できた画像のシャープさや細かい描写はM.ZD60mmマクロの方がやはり上かなと思いました(マクロレンズと比較するのは酷といくものだね)。でも、最短撮影距離(全域で70㎝)の近くまで寄って撮影した画像はなかなかのものでした。

このレンズはせっかくf2.8通しなので、テレ側+絞り解放で背景をボカして撮影しようと思いました。でも、ピーカンの太陽のもとで絞りを解放にすると、 ISO100 でもシャッター速度が上限を超えてしまうことがわかりました(贅沢な悩みです)。光量を落とすためにNDフィルターかPLフィルターを使用すればよいのかなと思っています。基本的な使用感は◎でした。

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---- モンキチョウ♂- A male of the Eastern Pale Clouded Yellow

-----(Nanbu-cho, Yamanashi, Feb/11/2015、Olympus OM-D E-M1, M.ZD40-150mm f2.8)

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---- 吸蜜するモンキチョウ♂- A male Eastern Pale Clouded Yellow nectaring on the flower

-----(Nanbu-cho, Yamanashi, Feb/11/2015、Olympus OM-D E-M1, M.ZD40-150mm f2.8)



Note

本日は嬉しいことに、モンキチョウの姿を見ることができました(初見記録更新)。
春先のモンキチョウは長い冬を越えてやっと羽化してきた2015年の新成虫です。
この蝶がでると、今年もやっと蝶の撮影散歩のシーズンインという感じですね。

これからのフィールド散歩が楽しみです-----でも、花粉症がね~。


By 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2015-02-11 21:37 | ▣モンキチョウ | Comments(4)

20080302 節句前の河川敷散歩:モンキチョウ初見とミツバチ

Nature Diary #0152

Place: Kofu-shi, Yamanashi Pref.
Date: March 2nd (Sunday)
Weather:Fine


明日は桃の節句だ。

まだ春とはいえないこの時期は、暖かくなったかと思えば、また寒さが訪れる。
「三寒四温」という言葉があるが、この時期の山梨県では、「五寒二温」くらいが相応しい。

本日は早朝から自宅裏を流れる川(荒川)の河川敷清掃にかり出された。
空は朝から綺麗に晴れて、風も弱く暖かく感じる。

しかし、どうやら花粉も多いようで、花粉症の虫林はクシャミがでる。
ウーム、そろそろクシャミ、鼻水、目のかゆみのシーズンが始ったようだ--------。

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天気が良いので、昼食後に車で15分ほどの距離にある釜無川の河川敷を散歩することにした。

本日の散歩の第一目標は、今年羽化したての新モンキチョウを見ることだ。
この河原に平行してある堤(土手)は、秋にモンキチョウの多い場所。
もしかして---------である。

釜無川の土手 (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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Bank of Kamanashi river 

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Olympus E-3, ZD8mm+EC14, F5, 1/3200, EC-0.7 ASA 200


少し歩くと黄色い花が咲く畑があった。初めは菜の花畑かと思ったが、時期が早すぎる。近くで見ると、葉の形が菜の花とは異なるようだ。

その畑の持ち主が軽四輪に乗って現れたので、早速、挨拶して、この花について尋ねた。
この花は「オータムポエム」という名前で、俗にアスパラ菜とも呼ばれているらしい。新しい野菜の品種(中国野菜の交配種らしい)で、味はアスパラ風味で美味しいとのことだ。
虫林はまだ食べた記憶が無い。

オータムポエム畑 (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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Vegetable field of autumnpoem 

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Olympus E-3, ZD8mm+EC14, F5, 1/2000, EC-0.7 ASA 200


このオータムポエムの畑を見ていると、やや黄色いチョウが突然飛び出した。
急いで近寄ってみると、目的のモンキチョウだ!

本日(3月2日)のモンキチョウ初見は、甲府市内で最も早いマイレコードになる-------嬉しい。

出現したモンキチョウは、近くの花に静止して吸蜜を始めた。みると、新成虫なのに翅の先が少し欠けているように見える。羽化不全なのだろうか。

。。。。。。。オータムポエムで吸蜜するモンキチョウ (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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。。。。。。。。。。A newly-emerged butterfly, Colias erate, Male

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。。。。。。。。。.Olympus E-3, ZD50mmMacro+EC14, ASA 200


飛翔するモンキチョウ♂、Colias erate (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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A flying Colias erate, Male

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Olympus E-3, ZD50mmMacro+EC14, F5.0. 1/1250, EV-0.3, ASA 200, Trimming (+)


モンキチョウが飛ぶ後をついていくと、畑の脇の低いコンクリートの壁に静止した。
ゆっくり近づき、ライブビューを用いて、広角写真を撮影して見た。
蝶の手前10cm位まで寄っても、広角レンズでは、このくらいの大きさだ。もっと寄ろうと思ったrが、飛んでしまった。

壁に静止するモンキチョウ♂、Colias erate (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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Wide-angle view of Colias erate resting on the wall

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Olympus E-3, ZD8mm+EC14, F5.0. 1/2500, EV-0.7, ASA 200


さらに少し歩いていくと、オオイヌフグリが咲く土手で、別のモンキチョウを見つけることができた。少し飛んでは、オオイヌフグリの花に静止して吸蜜をしている。

この個体はとても綺麗で、翅先も欠けていない。

オオイヌフグリで吸蜜するモンキチョウ♂、Colias erate (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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A male of Colias erate nectaring at blue flowers

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Olympus E-3, ZD50mm+EC14, F5.0. 1/1600, EV-0.7, ASA 200


枯葉の上に静止した個体をみると、太陽の光を十分に受けるためなのだろうか、体を斜めに傾けているのが面白い。コツバメの静止と同じだ。

体を傾けて静止するモンキチョウ♂、Colias erate (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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A male of Colias erate resting on the dry leaf

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Olympus E-3, ZD50mm+EC14, F5.0. 1/2500, EV-0.7, ASA 200


そろそろ帰宅しようと思ったときに、目の前にキタテハを見つけた。今日は暖かいので、越冬蝶も目を覚ましたみたいだ。

翅を広げて、太陽の光を浴びている。
長い冬を越えたキタテハはとても綺麗に見えた。

日光浴するキタテハ (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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A chinese comma resting on the dry grass

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Olympus E-3, ZD50mm+EC14, F4.0. 1/1000, EV-0.7, ASA 200

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オータムポエムの花には多数のミツバチが訪れていた。
ミツバチにはセイヨウミツバチとニホンミツバチがあるが、この花に来襲しているものは体が黄色いので、セイヨウミツバチの方だ。

セイヨウミツバチ (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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Western honey bee 

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Olympus E-3, ZD50mm+EC14+Gyorome-8, F32, EC-3.3, ASA 400, Flash (+)


一心不乱に蜜を集めるミツバチを見ていると、可愛いものである。

写真の個体は足に花粉団子をつけている。この団子は、「Bee Pollen」といわれ、集めた花粉をミツバチの分泌する酵素で固めたもので、女王蜂などの餌になるらしい。

セイヨウミツバチ (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
d0090322_2012396.jpg
Western honey bee 

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Olympus E-3, ZD50mm+EC14+Gyorome-8, F32, 1/160, EC-3.3, ASA 400, Flash (+)


オータムポエムの花に来ているミツバチの飛翔写真を撮影した。簡単に撮影できるかと思ったが、なかなかどうして、うまく撮影するには忍耐が必要だった。

内蔵ストロボを併用して何とか撮影できたが、ストロボでもはばたく翅は全く見ることができない。よほどスピードが速いのだろう。

飛翔するセイヨウミツバチ (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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Flying Western honey bee

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Olympus E-3, ZD50mm+EC14+Gyorome-8, F32, EC-3.3, ASA 400, Flash (+) , Trimming (+)


ミツバチを拡大してみると、脚を使って体についた花粉を団子にしているみたいだ。
なかなか器用なものである。

セイヨウミツバチ (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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High power view of Western honey bee 

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Olympus E-3, ZD50mm+EC14+Gyorome-8, F32, EC-3.3, ASA 400, Flash (+) , Trimming (+)


セイヨウミツバチは、日本では野生化していないはずである。
河原から帰る途中で、蜂の巣箱を見つけた。それほど巣箱の数は多くはないが、オータムポエム畑のミツバチはここから飛んできたに違いない。

セイヨウミツバチの巣箱 (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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Boxes for honey bee 

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Olympus E-3, ZD8mm+EC14, F5, 1/320, EC-03, ASA 200


巣の入り口にミツバチが集まっていた。このミツバチたちは目が大きいので初めオス蜂かと思った。オス蜂はもっと目がもっと大きいのだろうか?

ミツバチのオスは女王蜂と交尾するために存在し、何も働かず、交尾場所で女王蜂を追いかけて交尾するだけらしい。

セイヨウミツバチの♂? (2008-March-02, 甲府市、山梨県)
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Western honey bee gathering at the entrance

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Olympus E-3, ZD50mm+EC14, F5, 1/320, EC-0.7, ASA 200

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§Afterword§

虫屋にとっての「春」は、チョウの新成虫の出現によって認識される。
そうなのだ、もう春になった!

本日はモンキチョウを2頭見ることができた。上にも書いたが、これはモンキチョウ初見のマイレコードになる。期待はしていたが、実際に見ることができてとても嬉しい。
さらに、越冬明けのキタテハまで出現するとは-------驚いた。

この河川敷では、ベニシジミも多いので、来週あたり気温が上がれば、ベニシジミの新成虫の出現も期待できるかもしれない。ちなみに、ベニシジミの幼虫でもいないかとスイバの葉をめくってみたが、幼虫は見つけることができなかった。

セイヨウミツバチは、昆虫写真家の海野和男氏の日記でしばしば扱われてきた題材だ。虫林がこの虫を撮影したのは、これが初めてであるが、なかなか面白い写真が撮影できたと思う。

今年もシーズンインになった。

Today was a mild and generally fine day, and I thought that a spell of sunshine around midday was enough to awaken a few butterflies.

I visited, therefore, riverside bank of Kamanashi-river and saw two newly-emerged butterflies, Colias erate; one was nectaring at the yellowflower (autumnpoem) and another feeding on the small blue flower (Ooinufuguri). I also found a chinese comma, Polygonia c-aureu, being at rest on dry leaf.

by tyu-rinkazan | 2008-03-02 20:39 | ▣モンキチョウ | Comments(24)