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Nature Diary #429

「成人の日」は、実家のある神奈川県の海辺の町に向かった。

下の写真は「烏帽子岩」。

子供の頃、いつか烏帽子岩にわたってやろうと思っていた。中学生になった夏のある日、友達と一緒にゴムボートでやっとその岩に上陸することができた。ところが、帰りは潮の流れが意外に速くて、ボートが流されてしまい、なかなか岸に戻ってくることができずに難儀した。今思えば、バカなことばかりしていたよな。

もちろん、当時もそれなりに悩みはあったけれど幸せな日々だった。

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凧上げする少女と烏帽子岩 Landscape of seashore in Shonan

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)



神奈川の Daron さんから実家の近くのムラサキツバメのポイントを教えて頂いた。

残念ながら、ピンポイントではその場所を絞り込むことができなかった。でも、ムラサキツバメはこの辺りで広く棲息しているはずなので、とにかくマテバジイが混在する雑木林を探索してみることにした。

嬉しいことに、探し始めて間もなく枯葉の傍で静止しているムラサキツバメを見つけることができた。

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枯葉に静止するムラサキツバメ♀  The Powdered Oakblue

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)



風が無い陽だまりでは、一頭のムラサキツバメが飛び回っていた。

何とか見失わないようにしっかりと目で追っていると、シュロの幼木の葉上に静止して翅を開いた。色彩からは♀であることがわかる。多くのチョウでは、メスはオスよりも地味な配色だが、ムラサキツバメのメスは適度な大きさの青紋を配し、艶やかでチャーミングにみえる。

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開翅するムラサキツバメ♀  The Powdered Oakblue

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)



写真を見ると、翅の両端に青い小さな紋(矢印)がみえる。これまで撮影したムラツのメスの写真をみても、このような紋はお目にかかったことは無い。この個体だけの特徴なのだろうか?

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開翅するムラサキツバメ♀  The Powdered Oakblue

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)



さらに、もう一頭のムラサキツバメが物陰から飛び出して廃木に静止。
こちらはまだ新鮮で尾状突起も長くしっかりしている。

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静止するムラサキツバメ  The Powdered Oakblue

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)

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静止するムラサキツバメ  The Powdered Oakblue

Canon 7D, EF 100mm F2.8L Macro IS USM, ASA400 (神奈川県、1月9日)



帰りは、相模湖から中央道にのって甲府の家に帰宅した。

このコースを通るときには、必ずといってよいほど相模湖近くのイタリアレストラン「ドリームファーム」に立ち寄ることにしている。とにかく、このレストランのピザ(マルゲリータ)は美味だ。

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イタリアレストラン「ドリームファーム」  Dream Farm

Ricoh GXR, S10, ASA100 (神奈川県、1月8日)



§ Afterword §

蝶の成虫撮影には厳しい季節になりました。

でも、、神奈川の海辺に近い場所ではまだムラサキツバメが飛び回っていたのには少し驚きました。これからは月に一度くらいの頻度で高齢の両親の顔を見に行く予定だが、その時には、近くでチョウの撮影もできたらうれしいなと思う。

ムラツポイントをご教示いただいたDaronさんに感謝します。





以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2012-01-11 00:24 | ▣ムラサキツバメ | Comments(18)

Nature Diary #0292
Date: December 13th (Sunday), 2009
Place: Nagasaki-shi, Nagasaki Pref.
Weather:Cloud and rain



§ Diary §

九州の長崎は「ヒコーキで行く遠い町」なのだが、これまで縁があって何度も訪れている。

今週末(12日)は長崎大のY教授が、長崎市内で行われるある研究会の特別講演の講師として招待してくれたので喜んで再訪した。長崎は何度訪れても興味が尽きない良い街だと思う。

研究会の会場は長崎大学医学部の「良順会館」。宿泊したホテルが「パークサイドホテル」で、会場から歩いて5分ほどの距離にありそのシチュエーションがとても良かった。

ちなみに、良順という名前は、オランダ人軍医のポンぺから長崎で蘭学を学んだ軍医「松本良順」にちなんでいる。この会館は数年前に大学関係者の寄付によって建てられたということだが、羨ましい限りだ。色々なものが事業仕分けで、削減ないしは廃止されてしまうこのご時世では、このようなものを大学構内に建設することは難しいかも知れないな。

ところで、最近、困ったことには、 我が家の事業仕分け人(家内) がとても厳しくなってきた。

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良順会館 (長崎県長崎市、12月13日)

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Ryojun Kaikan of Nagasaki University
Olympus EP-1, ASA200


夜はY先生に「卓袱(しっぽく)料理」を御馳走になり、友人たちと楽しい夜を過ごすことができた。この料亭の部屋からガラス戸を開けて外に出ると、驚いたことに長崎港湾を中心に広がる長崎市の夜景が一望できた。そうだ、長崎は港町なのだ---と改めて思う。


長崎市の夜景は日本三大夜景(函館、神戸、長崎) に入っている。

日本人はとかく「三大○×」を作るのが好きだ。三大夜景のほかにも、三大温泉、三大祭など枚挙に暇が無いが、中には三大頑固 (肥後もっこす、土佐いごっそう、津軽じょっぱり )や三大毒生物 (ヒョウモンダコ、アンボイナガイ、スベスベマンジュウガニ)まであるのには驚いてしまう。

夜景評論家の虫林(本当かいな?)は、この街の夜景には、どこかエキゾチックで異国的な風情があるように思う-------たぶん、虫林が長崎という街に抱いているイメージないし先入観 (preconception) が、その印象の中に多分に含まれているのかも知れないな。

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長崎市の夜景(長崎県長崎市、12月13日)

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Night view of Nagasaki
Olympus EP-1, ASA200


そもそも卓袱料理は、中国、西欧料理が日本の貿易都市である長崎で日本料理と一体化したもので、和華蘭(わからん)料理とも呼ばれているらしい。この卓袱料理では、最初に椀物を食べ、そして食事の最後は「お汁粉」でしめる仕来りだ。

椀物を食べ終わるまでは、開始の挨拶や乾杯をすることも許されないのだ。

旅人の虫林にはこのようなローカルルールの存在がとても面白くそして「粋」に感じる。もちろん、卓袱料理そのものもとても美味かった------また食べすぎた。

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卓袱料理 (長崎県長崎市、12月13日)

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Local cuisine “Shippoku”
Olympus EP-1, ASA200


次の日の日曜日(13日)は、残念ながら朝から曇っていた。

虫林が乗る予定のヒコーキ(ANA)の出発時間が午後なので、ゆるゆるとホテルで朝食をとった後、一人でレンタカーを借りて近くの海辺まで行ってみた。とにかく、長崎に来たら海が見たかったからだ。

波打ち際に近い浜辺を、季節外れのハンミョウ類でもいないかなと目をキョロキョロしながら歩いたが何も見つけることができなかった。そのうち、曇り空からとうとう小雨が降り出してしまった。まあ、雨脚はあまり強くないのが救いではある。

そういえば、昨年訪れた時も長崎は雨だったなぁ (昨年10月6日の日記にジャンプ)。
♪ あ~あ~長崎~は今日も雨だっ~た ♪

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誰もいない浜 (長崎県長崎市、12月13日)

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Quiet beech
Olympus EP-1, ASA200


雨が降ってグレーから淡いブラウンのフィールドに、場違いな位に鮮やかな黄色の花(菊)が群生していた。よく見ると、あちらこちらでこの黄色い花が咲いている。近くで観察すると、花はいずれも新鮮で、どうやら咲き残りでは無くて今が最盛期のようだ。

自宅で図鑑を見てみると、どうやら シマカンギク という名前の花と思われた(自信が無いけど)。シマカンギクは漢字で書くと「島寒菊」で、江戸時代に、長崎ではこの花を油に浸して傷薬にしたということだ。

とにかく、この季節にあでやかな黄色の花を見ると嬉しくなる。

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シマカンギク (長崎県長崎市、12月13日)

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Chrysanthemum
Olympus EP-1, ASA200


すでに、水仙もポツリ、ポツリと花を付け始めていた。

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スイセンの花 (長崎県長崎市、12月13日)

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Daffodils
Olympus EP-1, ASA200



ムラサキツバメ(ムラツ); Powdered Oak Blue

カシ類の多い林に沿った道をゆっくりと歩いてみたのだが、昆虫の気配は全くなかった。今回も情報を持たずに適当な場所を歩くだけの「なんちゃってフィール散歩」なので、昆虫に出会えなくても仕方が無いなと思う。

それでも、黄葉した葉の上で寄り添うように静止している3頭のムラサキツバメを見つけた。

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ムラサキツバメ集団 (長崎県長崎市、12月13日)

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A group of Powdered Oak Blues
Olympus EP-1, ASA200


ムラサキシジミが静止する葉は、道路から少し離れていて、片手を延ばすとやっと届くが、両手でカメラを持つと届かない微妙に意地悪な距離なのだ。さらに、このドン曇りの空の下で、3頭にピントが合うように被写界深度を上げて撮らなければならない。

こんな時には軽いEP-1は有難い。

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ムラサキツバメ集団 (長崎県長崎市、12月13日)

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A group of Powdered Oak Blues
Olympus EP-1, ASA200


EP-1のフラッシュとして発売されたFL-14を装着してマクロ撮影してみた。デイフューザーを用いなかったので、濃い影が出て不自然な写真になってしまった。

ところで、FL-14はEP-1に付けるととても格好良くみえるが、ガイドナンバーが小さくて、光量の調整もできず(EP-1は本体側で光量の調整可能)、今のところ虫林の評価はあまり高くない。
ウーム、残念。

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ムラサキツバメ集団 (長崎県長崎市、12月13日)

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A group of Powdered Oak Blues
Olympus EP-1, ASA200, 、FL-14


雨が降ったので、早々に散歩を切り上げて空港に向かうことにした。

そういえば、ちょうど昼時なのでチャンポンで有名な「四海楼」で昼食を摂ることにした。四海楼はチャンポン発祥の店といわれ、店の構えが異常に豪華で立派だ。

四海楼のチャンポンは、確かにおいしかった。しかし、貧乏性の虫林はもっと庶民的な安い食堂で食べた方が落ち着く。だって、チャンポンは高級料理ではないのだから------。

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長崎チャンポン (長崎県長崎市、12月13日)

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Nagasaki noodle
Olympus EP-1, ASA200


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§ Afterword §

今回の長崎では、しばらくぶりで浜を散歩できた。虫林は子供の頃に浜の近くで育ったので、海の景色はとても和むのだ。やはり海は気持ちが良いな~。

今回はオリンパス ペンEP-1とMZD17mm、MZD14-42mm Zoom、ZD50mm Macroを持参した。この組み合わせは非常に軽くて、出張の際の片手間的な散歩にはとても良さそうだ。しかし、気合いを入れた撮影には一眼レフのE-3がやっぱり使いやすい。

これから寒い季節になって虫の姿がいよいよ見ることが難しくなる。でも、こんな時期はあまりバタバタとしないで一息入れてのんびりと散歩を楽しみたいな。




以上、 by 虫林花山
by tyu-rinkazan | 2009-12-14 22:06 | ▣ムラサキツバメ | Comments(8)

ルーミス撮影行の疲れが残っているので、昨日は完全休養日とした。
3連休最終日の今日も無理をせずにほっこりと自宅で過ごそうと思っていたが、朝起きて外を見ると、天気がとても良い。いいや良すぎるのだ。朝食のときにそわそわしていると、家内に「今日はどちらへ?」とまた笑われてしまった。虫林は「晴天時昆虫散歩症候群」という病気なのかもしれない。

ということで、本日は県南の林道を散歩してみることにした。ここは植林された杉林の中の渓流沿いに、アラカシやアオキなどの照葉樹が残っており、4月のギフチョウ撮影の帰りにたまたま立ち寄ったところ、越冬明けのムラサキシジミを数頭見かけた場所だ。

現地に到着すると、古い炭焼きの釜を見つけた。すでに使用されていないみたいで、釜の中まで草が生え、屋根も傾いている。そういえば、ここ南部町の長者ヶ岳には「炭焼き長者」の伝説が残る。
以前は炭焼きが盛んな土地だったのだろう。
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古い炭焼き釜

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Old charcoal making oven
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Ricoh DR-Digital, ISO100
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)

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現地に到着すると、小さな広場のぽかぽかした陽だまりに、ちらちら飛ぶ茶色いシジミチョウをすぐに見つけた。どうやら目的としたムラサキシジミらしい。陽だまりのムラサキシジミは活発で、落ち着きがなく、しばしば飛翔する。この時期のムラサキシジミは交尾しないので、探雌飛行というわけでもなさそうだ。彼らは陽だまりで太陽の光を受けて遊んでいるようにみえる。
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樹上を活発に飛ぶムラサキシジミ♂ Narathura japonica (Japanese Oakblue)

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Flying feature of a male of Japanese Oakblues.

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Pentax K100D, Sigma 18-50mm, F5.6, 1/2000, EV-1.0, ISO800, Trimming
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


よく見ると、アオキやクズの広い葉の上に何頭ものムラサキシジミが静止していた。しばらく探して見ると、この狭い陽だまりだけで10頭以上ものムラサキシジミを確認できた。ここはムラサキシジミの集会所なのかも知れない。深緑のアオキの葉に休むムラサキシジミは、青い光を発する宝石のようだ。
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。。。。。。。。。。日光浴をするムラサキシジミ♀ (Japanese Oakblue)

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I spent a very enjoyable couple of hours in Nanbu-cho area. I saw more than 10 Japanese Oakblues. They were very active in the warm sunshine and did not settle for long but I did manage a couple of photos.
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F8, 1/160, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


世界的にみると、ムラサキシジミの分布は明らかに日本を中心としており、日本特産に近い蝶なのだ。学名にjaponicaと入っているところもそれをあらわしている。
ムラサキシジミは日本の蝶なのだ!

ムラサキシジミのメスは、ルーミスと見まごうほどの大きな青い紋を持ち、とてもあでやかに見える。
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日光浴をするムラサキシジミ♀ Narathura japonica (Japanese Oakblue)

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A female of Japanese Oakblues basking on the leaf.

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Ricoh GR-Digital, F3.5, 1/810, ISO100
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


オスの青紋はメスよりも面積が広く、色も深いブルーだ。ムラサキシジミは高温期型(夏型)よりも晩秋に出現する低温期型のほうが綺麗ということだ。
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日光浴をするムラサキシジミ♂ Narathura japonica (Japanese Oakblue)

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A male of Japanese Oakblues basking on the leaf.

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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/1000, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


ムラサキシジミは頻繁に吸蜜をする蝶ではないが、本日は「お茶の白い花」にしばしば吸蜜に訪れていた。茶の花は晩秋に咲くので、白い茶の花でのムラサキシジミの吸蜜は絵になると思う。
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茶の花で吸蜜するムラサキシジミ♂ Narathura japonica (Japanese Oakblue)

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A male of Japanese Oakblues feeding on the flower of green tea

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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/1000, ISO200
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


ムラサキシジミを撮影しているとき、それよりやや大きな青いシジミチョウが樹林の上から突然下りてきて、目の前の葉上に静止した。ムラサキツバメ(ムラツ)のオスだ!

ムラサキツバメは以前、南方の蝶だったが、温暖化を反映しているのだろうか、著しい速度で北上を続け、近年、山梨県にも進出してきたとされている。虫林はこのチョウを山梨県内で見るのは初めてだ。嬉しいやら少し心配やら、微妙な気持ちになる。
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日光浴するムラサキツバメ♂ Narathura bazalus turbata (Powdered Oakblue)

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A male of Powdered Oakblue basking on a leaf
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/500, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


さらに低い場所で開翅をしたので、チョウの周りを移動しながら、翅表の青い色が良く出る方向を見た。しかし、どの方向からも青い輝きはわずかしか得られなかった。
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日光浴するムラサキツバメ♂ Narathura bazalus turbata (Powdered Oakblue)

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A male of Powdered Oakblue basking on a leaf
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/500, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


ムラサキツバメの食樹はマテバジイが主体だ。周りを注意深く見渡して見たが、近くに食樹のマテバジイの木は無さそうだった。この個体は他の場所から移動してきたのかも知れない。

ムラシもムラツも吸蜜に訪れるチョウではなく、春と秋の一時期のみに吸蜜に訪れる。いったいそれ以外の時期には彼らは何を食べているのだろうか?

ムラサキツバメは日光浴と吸蜜を繰り返し、樹上に消えた。
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茶の花で吸蜜するムラサキツバメ♂ (Powdered Oakblue)

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A male of Powdered Oakblue feeding on a flower of green tea.
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Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, ISO200,
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


ムラサキシジミを目で追っていたら、突然、日陰の葉の裏に消えた。ムラサキシジミが葉陰に静止するはずはないのだ。不思議に思い、目を凝らしてその場所を見ると、驚いたことに緑の葉に付着した枯れ葉にムラサキシジミが集団を形成していた。
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越冬集団 Roosting colony

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The most surprising observation was a roosting colony composed of several Japanese Oakblues along with one Powdered Oakblue on a leaf. I was actually quite excited and delighted to find it
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Ricoh GR-Digital, GW-1, ISO100, Flash(+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


越冬集団をよく見ると、一番上の蝶はムラサキツバメだった。この集団は近づきすぎたために、一瞬のうちにすべての蝶がそこから飛び去ってしまった。
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越冬集団 Roosting colony

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A roosting colony of Japanese Oakblue and Powdered Oakblue .
Pentax K10D, Pentax D-FA 100mm MACRO, F4.0, 1/125, EV-0.3 ISO200, Flash(+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)


しばらくすると、飛び去ったムラサキシジミが再び集まってきた。6頭ほどの集団になってところで、リコーGX-8にGyoromeを装着し、ストロボをたいて撮影して見た。
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越冬集団 Roosting colony

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A roosting colony of Japanese Oakblues.
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Ricoh Caplio GX-8, Gyorome-8, ISO100, Flash (+)
(2007-November-25, Nanbu-cho, Yamanashi)

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§Epilogue§

ここ県南の地では、かなり安定してムラシがみられるようなので、これからも時々訪れてみたい。さらに、ムラサキツバメは近年山梨県にも北上しているらしいという噂は聞いていたが、それを実際に確認できたのも嬉しい。

今回、最も興奮したのは、ムラツ、ムラシの集団越冬を初めて見つけたことだ。規模は6頭ということだが、ムラシの集団越冬としては、小さいものではないだろう。

しばらくはこの場所で両種の撮影が楽しめそうだ。
by tyu-rinkazan | 2007-11-28 21:01 | ▣ムラサキツバメ | Comments(16)