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DIARY Vol.10 (667): #29, 2015 :  

ブリスベンにお住まいのOさんと「ブリスベン植物園」を訪問した。
この植物園は広いがよく整備されている(整備され過ぎているかも)。


日本庭園のタテハチョウ

公園内には日本庭園もあった。
ツツジなどの花が咲き乱れ、池の周りに松も植えられていた。
「和」の雰囲気を上手に表現していて、訪れる人も多い。

小道脇の茂みに綺麗なタテハチョウを見つけた。
日本庭園だからといって日本のチョウではない。
れっきとしたオーストラリアの国籍を有するプロソペキマダラタテハだ。
プロソペの模様、色彩はデザイン的にも好みだ。

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---- プロソペキマダラタテハ-Cupha prosope

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD8mm, MZD12mm)



ガランピマダラチョウ

あまり見たことがないマダラチョウがふわふわと飛んでいた。
ガランピマダラチョウというらしい。
ここでは普通種のようで、ところどころで見かけた。

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---- ガランピマダラチョウ-Euploea core

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD12mm)



ナミエシロチョウ

この公園内では高い木の梢を何頭も飛び回っていた。

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---- 飛翔するナミエシロチョウ-Appias paulina

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)


Deliasかなと期待したのだが、どうやらナミエシロチョウ。
しばらく見ていると降りてきて日光浴した。

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---- ナミエシロチョウ♂(上)と♀(下)-Appias paulina

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)

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---- 吸蜜するナミエシロチョウ-Appias paulina

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)



カザリシロチョウ

樹上にはナミエシロチョウとともに違う種類のシロチョウも見かけた。

静止すると黒いが、飛翔すると黒と白が点滅するようで綺麗だ。
このチョウはスミゾメカザリシロチョウという名前だ。
カザリシロチョウの仲間はデリアス(Delias)と呼ばれ人気が高い。

スミゾメカザリシロチョウは翅が破損しているものが多く見られた。
多分、この時期は発生器の終盤なのだろうか。

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---- 静止するスミゾメカザリシロチョウ-Delias nigrina

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)



カクモンシジミチョウ

東南アジアに行くとカクモンシジミを時々見かける。
今回も何気ない道路脇の草むらを飛んでいた。

このチョウのシマウマ模様は特徴的-----シマウマシジミという名前が良いかもね。

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---- カクモンシジミ-Leptotes plinius

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)



セセリチョウの一種

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---- セセリチョウ-Wanderer

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)



🔍虫眼鏡ノート

ラミントン国立公園は標高が高く気温も低かったので、チョウたちはとても少なかった。まあ、南半球は冬なので仕方が無い。でも、標高が低いブリスベン市内では、日中の最高気温は20℃を越えるのでそれなりチョウたちの姿を見ることができた。

オーストラリの記事はあと1回アップする予定です。


Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2015-06-15 00:42 | ●Australia | Comments(6)

DIARY Vol.10 (666): #28, 2015 :  

今回はオーストラリアのブリスベンに学会出張。

この時期の南半球は日本とは真逆で気温も低いし、現地の事情もよく分からないので「虫散歩」はかなり難しいかなと思っていた。そんな時、昆虫写真家の山口進さんからブリスベン在住のOさんをご紹介いただいた。さっそく、Oさんに連絡を取ってみると、有難いことに仕事を調整してラミントン国立公園 Lamington National Park を案内していただけるとのご返事をいただいた。ラミントン国立公園はブリスベンから南に120kmほどの距離にあり、広大な熱帯雨林(ゴンドワナ多雨林)でユネスコの世界自然遺産に登録されている「ナチュラリストのワンダーランド」。



ラミントン国立公園にて

幾重にもなだらかな起伏を見せる丘の向こうに山々が朝靄に霞んで見える。
そこには思い描いていた荒々しさはなく、穏やかで豊かな光景が目に映る。
この限りない森林はグリーンマウンテンと呼ばれている。

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---- ラミントン国立公園-Lamington National Park

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)



道端のワラビー

走る車の窓から薄茶色の動物が目に入った。
カンガルー?
「あれは小さいのでワラビーです」-----とOさん。

その後も道の脇を注意して見ていくと、何頭ものワラビーを見かけた。
野生動物なのにあまり人間を恐れない。

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---- ワラビー-Wallaby

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)



Wishing Tree

レンジャーから教えられたクリークまではジャングルの中の道を進んだ。
途中、「Wishing Tree」と名付けられた巨木があった。
幹の中は大きな空洞になり、人が楽に通れるくらいだ(空洞の中はOさん)。

Wishing Treeとは「願いの木」という意味だろうか。
自然界を神格化して畏怖するのは日本人だけではないようですね。

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---- 願いの木-Wishing Tree

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD12mm)



オオカバマダラが飛んだ

気持ちが良いクリークに沿った小道を歩いた。
日差しは暖かく、吹き抜ける風も格別気持ちが良い。

突然、オレンジ色の大きな蝶が飛んでいるとOさんが教えてくれた。
駆けつけてみると、オオカバマダラだった。
葉の上で日光浴を始めたのでそっと近づいて撮影した。

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---- オオカバマダラ-Wanderer

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD12mm, 40-150mm)



その他の蝶

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---- ニサカザリシロチョウ-Nysa Jesabel

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)

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---- ホソシロオビセセリ-Narrow-banded Awl

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)

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---- ミナミパールホワイト-Southern Pearl White

-----(Australia, 05/June/2015、Olympus OM-D E-M1, MZD40-150mm)



🔍虫眼鏡ノート

ラミントン国立公園のインフォメーションセンターには教育用としてオーストラリの蝶の標本がドイツ式標本箱で10箱ほど置いてあった。標本ダンスからそれを引き出してみると、色とりどりの蝶の中に、緑色に輝くリッチモンドトリバネアゲハが並んでいた。虫林にとって、リッチモンドトリバネアゲハは、美しさ、形態的な面白さ、希少性などの全てにおいて憧れの蝶だ。今回は冬なので出会うことはかなわないが、いつかまた訪れてリッチモンドに会ってみたいと思う。

このセンターには色々なグッズも販売されていた
「オーストラリアの蝶」という本を購入した。
とにかく、ゴンドワナ大陸のオーストラリの昆虫は面白そうだ。

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オーストラリアの記事はもう少し続きます・

Written by 虫林花山


by tyu-rinkazan | 2015-06-08 22:33 | ●Australia | Comments(9)