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Nature Diary Vol.13 (778): #09, 2019

ゲンカチャン国立公園(Kaeng Krachan National Park)は、数多あるタイの国立(自然)公園のなかで最も広く、生物多様性の宝庫。ナチュラリストを自認する虫林にとっては思望の散歩道だった。ウーム、ここで「虫見トレッキング」できるのであればそれ以上に何を望もうか。しかし、残念ながら現在はトレイルが工事中のため、途中までしか入れないとのこと------ネバーマインド!

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小川の岸の「蝶たちの水飲み場」にて

綺麗な水がトレイルを横切って流れる小川の岸に「蝶たちの水飲み場」があった。そこは砂地で到着したときはシロチョウ20頭ほどが集まっていた。そこで、ペットボトルに貯めたオ〇ッ〇(自前)を撒いてみたところ、アゲハ、タテハの仲間も加わって100頭をこえる大集団になった-----やはり僕のナニは集蝶効果があるな。ちなみに虫林は糖尿ではない。

同行の友人たちが地面に寝転ぶように(実際、寝転びながら)撮影している姿をみると、「あの~そこは僕のナニを撒いたんですけど-----」と一言注意しようとは思ったが最後まで言い出せなかった。まあ、たとえ注意したところで、「あっそ、何か問題?」と一蹴されてしまうに違いないけどね。そういう人たちなのだ。

<吸水集団の構成種>
タイリクアサギシロチョウ (Common Wanderer)、
フトヘリキシタシロチョウ (Orange Gull)、
ウスキシロチョウ (Lemon Emigrant)、
スジグロマダラシロチョウ (Redspot Sawtooth)
モンキアゲハ(Red Helen)、
ミカドアゲハ(Common Joy)、
ナガサキアゲハ(Great Mormon)、
アリステウスオナガタイマイ (Chain Swordtail)

これはゲンカチャンの自然力の大きさを示しているといえよう

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▶チョウの集団吸水

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>



吸水集団におけるチョウたちの人口密度ならぬ「蝶口密度」が高く、まるで「押し競まんじゅう状態」。後から加わるチョウは、他の蝶を押しのけるように押し入るみたいだ。

体力勝負の世界かな。

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▶チョウの集団吸水は「蝶口密度が高い」

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>

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▶アゲハの仲間

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>


フタオチョウの仲間

この吸水場ではフタオチョウも撮影できた。初めて見たフタオチョウの姿は、想像を超えて大きく(日本のオオムラサキくらいかな)、白地を基調に線模様が入るデザインは、清潔であでやか。一言でいえばとても気品があった(このくらい褒めても足りない)。

ここのフタオチョウは日本のものと姿かたちがよく似ているが、翅の模様が若干違う。

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▶タイリクフタオチョウ Polyura eudamippus nigrobasalis

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>

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▶ガンマフタオチョウPolyura gamma

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>

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▶チビフタオチョウPolyura athamas attalus

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>


その他の蝶たち

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▶オナガタイマイ Fivebar Swordtail

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>

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▶ナガサキアゲハ Great Mormon

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>

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▶チャイロタテハ Cruiser

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>

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▶イワサキコノハ Autumn Leaf

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>

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▶エグリバセセリ Chestnut Angel

<Kaeng Krachan National Park, Feb-21-2019, Lumix G9 pro + Laica Elmart 50-200mm f2.8-4>



虫眼鏡ノート

チョウの吸水集団をみれば、その場所の自然力を推定できるかもしれないな。虫林の吸水集団評価は、構成するチヨウの①数と②質(種類)で決まる。①と②を5段階評価で見れば、今回の集団は100頭くらいで①の項目は中の上で3.5点ぐらいかな。一方、集団を構成しているチョウは、シロチョウ科が多いものの多彩で、アゲハチヨウ科、タテハチヨウもかなり混ざっていた。とくに、3種類のフタオチョウは僕にとっては圧巻だったな。質の点の評価は文句なく5点ですね。合計で8.5点はかなり上質な吸水集団とみなすことができる。友人の話によると、ゲンカチャンの集団吸水は本来もっと数が多いとのことですので、いつか10点満点の吸水集団を見てみたいと思います。

ゲンカチャン国立公園の入り口
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Written by 虫林花山




by tyu-rinkazan | 2019-03-26 08:59 | ● Thailand | Comments(1)


タイの国立自然公園を散歩していると、今まで見たことも無い珍奇な虫たちに出会うことがあります。そんなとき、虫林の灰色の脳細胞の奥底に沈んでいたフレーズ「あっと驚くタメゴロウ!」が、突如として蘇ってくるのです。今や化石的フレーズだが、驚いた時には思わず口から出てしまうのだ(誰にも聞こえない小さな声でね)。今回も何度か「あっと驚くタメゴロウ!」が出た。

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Nature Diary Vol.13 (777): #08, 2019

ラフレシアの花に向かう山道で、同行のTさん(マメ子商会)が何ともけったいなキリギリスの仲間を見つけてくれた。頭部の付け根の周りがオレンジ色に膨らんでいて、まるで襟巻を巻いているようにみえる。さらに、驚いたことに、このオレンジ色の襟巻は、しばらくすると跡形もなく無くなるのだ。どうやら警戒した時に相手を威嚇するための襟巻らしい。ウーム、何とも面白い虫だ。とにかく、僕のXファイルに入れておこう。

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▶エリマキキリギリス?

<Khao Sok National Park in Thailand, Feb-17-2019, Olympus Tough TG5>

テングビワハゴロモはタイを代表する美虫だ。レンジャーの話によれば、Khao Sok NPには数種類のテングビワハゴロモがいるようだ。虫林も意識して探したのだが、目が悪いためか、日頃の行いが悪いためかなかなか見つけることができなかった。でもラフレシアに花を見に行く途中でやっと深緑色の個体(1頭だけ)にお目にかかることができた。

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▶テングビワハゴロモ (タイ王国、2019年02月)



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▶ナナフシの仲間(タイ王国、2019年02月)


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▶カレハカマキリの幼虫 (タイ王国、2019年02月)


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▶シュモクバエ (タイ王国、2019年02月)


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▶ワックスを纏った虫 (タイ王国、2019年02月)



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▶トゲトゲハムシの仲間 (タイ王国、2019年02月)



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▶テングスケバの仲間 (タイ王国、2019年02月)


虫眼鏡ノート

これでKhao sok国立自然公園の記事は終わります。でも、タイ王国の旅はまだ続きます。Khao sok国立自然公園を後にした我々は、いったんバンコクに戻り、バンコクから車で3時間ほどの距離にあるケーンクラチャン国立公園を訪れた。この公園の記事は次回からです。



Written by 虫林花山




by tyu-rinkazan | 2019-03-15 22:12 | ● Thailand | Comments(0)

この時期のタイは乾期で過ごしやすいが、雨期に比べて蝶(昆虫)の姿が少ないとのことだ。でも、日本では真冬なのに虫の姿を追って歩けるのだから幸せなことだね。とくに、気の置けない友人たちと一緒の虫撮行は本当に楽しい。

今回はカオソック国立公園で撮影した蝶たちを紹介したい

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Nature Diary Vol.13 (776): #07, 2019

ゴムのプランテーションを通り抜けると高床式の小屋が現れた。東南アジアではこのようなスタイルの家をよく見かける。やはり高温多湿な国では、高床式の住居は風通しよくて快適そうだ。機能的にもロジカルな構造といえるね。そういえば、虫林が子供の頃によく家の床下に潜り込んで遊んだものだが、今思えば、日本の家屋も低い高床式だったんだな。

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高床式の家 (タイ王国、2019年02月)



トレイルを歩いていたら、カニクイザルの群れが出てきた。サルたちを刺激しないようにそっと見ていたら、母サルが子ザルにグルーミングしていた。耳の後ろをなめられている子ザルの気落ちよさそうな顔が印象的だった。

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▶カニクイザルのグルーミング (タイ王国、2019年02月)



Khao Sok NPの蝶たち

東南アジアでは尾が長いシジミチョウが多い。そんな蝶たちを見るとタイの森にやってきたことが実感できる。下の写真は目の前の葉に静止したモリノオナガシジミを撮影していたら、風が長い尾を跳ね上げた。

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モリノオナガシジミ (タイ王国、2019年02月)


トレイルを歩いてみると、時折イナズマチヨウが素晴らしいスピードで横切り、陽だまりではジャミダス(ウラナミシジミ)の仲間が乱舞し、林の中をシマジャノメや大きなワモンチョウの仲間が飛ぶ。


撮影した蝶を組み写真にしてみた。

一列目:マレーヒメイナズマ Cynita godarii、オオイナズマ Lexias cyanipardus、ホサバネッタイヒョウホモン Cirrochroa emelea、2列目:トラフタテハ Parthenos sylla、リュウキュウムラサキ Hypolimnas bolina、ウラジロコウモリワモン Amathusia ochraceofusca、3列目:ムラサキルリワモン Thaumantis klugius、ヒメワモン Faunis canens、アオタテハモドキ Junonia orithya、4列目:カバシタビロードタテハ Terinos clarissa、タイリクシマジャノメ Ragadia crisilda、ウラキンフタオシジミ Pseudotajuria donatana、5列目:オナガシンジュシジミ Neomyrina nivea、サイトウフタオルリシジミ Hypolycaena othona、ナカジロムラサキシジミ Arthopala perimuta

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トレイルから戻り、アイスクリームを食べたとき、近くの木でフタオチョウの幼虫を見つけてくれた。初めて見たフタオチョウの幼虫は、大きくて、角がいかめしくて、格好良い。

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フタオチョウの幼虫 (タイ王国、2019年02月)



バナナの葉を円筒状に巻いたバナナセセリの幼虫。成虫は夕方に出現するということで、見ることができなかった。

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バナナセセリの幼虫 (タイ王国、2019年02月)


虫眼鏡ノート

今回ご一緒した方たちは、ナチュラリストで「むし道の達人」。各人が自分のスタイルで虫を探し、それぞれが個性的で工夫されたシステムで撮影している。

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虫林は小さなもの(蝶の卵など)から大きな虫まで幅広く撮影したいので(基本的に欲張り)、必然的に装備が大きく重くなってしまう。でも、今回のタイ王国撮影行では小型化を図り、カメラはパナソニックのLumix G9 proで、レンズはLeica DG Vario-Elmarit 50-200mm/F2.8-4.0 X1.4テレコンを用いた。

良いシステムは「撮る勇気を与えてくれる」ものだ

Written by 虫林花山




by tyu-rinkazan | 2019-03-12 17:23 | ● Thailand | Comments(2)

虫林は「花より団子」ではなく「花より虫」なので、「ラフレシアを見に行こうとよ」いわれた時も「フーン、ラフレシアね---」という感じでした。でも、この花について知れば知るほど、世界の珍花と呼ぶにふさわしい魅力を感じ、ナチュラリストの端くれとして是非とも見てみたいなと思うようになりました。

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Nature Diary Vol.13 (775): #06, 2019

南タイの カオソック (Khao sok) 国立公園 は、ラフレシアの花の自生地として有名で、入り口にも大きな看板?が飾ってあった。事務所で開花状況を尋ねてみると(タイ語を話せる同行者がいると大変ありがたい)、ちょうど開花後3日目の花があるとのことだった。聞くところによると、ラフレシアの花は蕾の期間がとても長く(約1年)、その一方で開花期はわずか5日間ほどらしい。ウーム、ラフレシアの自生地でも「きれいな花に出会うのは結構難しい」のだ。


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The entrance of Khao sok NP (タイ王国、2019年02月)



トレイルといっても直登の登山道のようなもので、あまりジグザグになっていない。歩き始めたときはすこし話す余裕もあったが、登りがきつくなると次第に無口になった。日頃の不摂生を憂いながら、汗だくになってレンジャーの後についてひたすら登った。1時間半ほど登るとやっとラフレシアの蕾をみることができた。ここからがラフレシアの自生地だ。

ラフレシアには葉、茎、根が無く、ジャングルの地面を這うブドウ科の植物に完全寄生している。蕾は宿主の樹皮を突き破って姿を現わし,まるで瘤のようだ。この蕾は開花するまでに約1年もかかる。


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Flower bud of Rafflesia kerrii (タイ王国、2019年02月)



この蕾は開花間近でキャベツくらいの大きさがあります。

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Flower bud of Rafflesia kerrii (タイ王国、2019年02月)




さらにしばらく登るとといとう念願のラフレシアの花を見ることができました。

ラフレシアの花は80センチほどもあり、肉厚で赤褐色の花びらには白っぽい斑点がたくさん付いています。一言でいえばぼってりとした印象でした。この花は開花後3日目ということでしたが、かなり良い状態でした。とにかく、ラフレシアは開花後わずか数日で腐り始め,最後にはどろどろした黒い塊になってしまいます。

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Rafflesia kerrii (タイ王国、2019年02月)



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Rafflesia kerrii (タイ王国、2019年02月)




5枚の花びらに囲まれた中央部分には大きな椀状の穴が空いていて、内部を覗くと多数の突起が見えた。噂となっているひどい匂いはあまり感じなかったが、ハチやハエが飛ぶ大きな羽音が聞こえた。ラフレシアには雄花と雌花がありこれらのハエやハチが受粉に一役買っているのだと思いますが、見たところ近くには開花している花が無い(我々の知らない場所で咲く花があるのかも)。

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Fly and Bee inside the flower (タイ王国、2019年02月)





虫眼鏡ノート

ラフレシアは31種類もある。今回のタイ南部(Khao sok NP)撮影行で目指したのはラフレシア・ケルリイ Rafflesia kerrii という種で、有名な アルノルディイ R. arnoldii(スマトラ・ボルネオに分布)についで2番目に大きな花だ。ちなみに、この学名の kerrii はアイルランド人の医師 Arthur Francis George Kerr の名にちなんでいる。彼は20世紀初頭にタイにわたり、医師としての活動よりも植物相の解明に没頭したようだ。現在では タイの植物相の父 "founding father" とよばれている。

今回、難行苦行の末にケルリイに出会うことができた。ラフレシア・ケルリイはびっくりするような大きさ、個性的な形、色など実に面白い花でした。それにしても、後で見返してみると、ラフレシアの写真を十分に撮影できていないことに気づきました。疲れていたとはいえ、もっとたくさん撮影しておくべきでした。

Written by 虫林花山



by tyu-rinkazan | 2019-03-06 09:01 | ● Thailand | Comments(1)

DIARY 9 (65): #626 :

本日はバンコクにお住いの「ツノゼミガール T さん(マメコ商会)」にご案内していただき、パパデン Prapradeng ツノゼミ散歩 をすることになった。このパパデンという名の村は、バンコク中心部から直線距離にすればわずか数キロという近さだが、ちょうど チャオプラヤ川(舌を噛みそう、メナム川という名前の方が親近感あり)の流れがU字型に湾曲する内部に位置し、そこに行くには渡し船に乗らなければならない。そういえば、2011年の大雨では、このチャオプラヤ川が氾濫して、バンコクが水に沈んだ。今は「氾濫、洪水、水没---そんなことありましたっけ?」という状態。

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水面を「木の葉のように小さなボート」で対岸を目指した。

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----- チャオプラヤ川は茶色く濁り、その流れは太く重い A landscape of Chao Phraya river

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014、Olympus Styrus Tough TG-2


Tさんに案内されたパパデンは、
時の流れが止まってしまったかのように長閑な村
幸せの意味を考えさせる光景が見れる場所

●どこか懐かしい雑貨店、
●お腹を上にして寝る犬、
●自転車に乗った子供、
●風が吹き抜ける食堂、
●美味しかった昼食のウドン

こんな村を歩いていると、帰国してから社会復帰できるか心配になる------ような村。

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----- パパデン村で見た光景 Landscapes of Prapradeng Village

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014 (Olympus Styrus Tough TG-2)



小さなツノゼミを探して、道の両脇に茂る低木の枝を丁寧に見て歩いた。
Tさんが肩に掛けているバックには何とオサムシのプリント。

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----- ツノゼミ探索散歩:下はツノゼミガールのTさん

------- Prapradeng, Thai Land, Oct. 11th 2014 (Olympus Styrus Tough TG-2)



ツムギアリが集まっている木で黒っぽいツノゼミを見つけた。
アトキリツノゼミというらしい。

今度は大きなルーペを持参しよう----情けない。

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----- 最も多かったアトキリツノゼミ Nilautama sp

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014 (Olympus Styrus Tough TG-2)



インドで多数の ツムギアリ にやられたことがある。
以来、ツムギアリをみるとソワソワ、ビクビクして落ち着かない。
どうやら、インドでの体験がトラウマになっているようだ。

恐る恐る何とか数種類のツノゼミを撮影できた。
(種名が間違っていたら指摘してくださいね)

アトキリツノゼミ (a-d)
マルツノゼミ (e,f)
クロツヤコツノゼミ (,i)
コツノゼミ sp (i)
ツノゼミ sp(h)

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----- パパデンで観察できたツノゼミ各種 Treehoppers in Prapradeng

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014 (Olympus Styrus Tough TG-2, Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)



ツムギアリは毒針を持たないが、攻撃的な性格でよく噛みつく。
大きな牙で噛みついた後に「ギ酸」を出すとこれがまた痛い。
ところが、Tさんはこのアリに噛まれても平然としている。
さすがツノゼミガールはたくましいなと思う。


下の写真の上は、Tさんの腕にかみついたツムギアリ。
下の写真の下はツムギアリの巣と女王アリ(円内)。

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----- 腕を噛むツムギアリ、ツムギアリの巣(円内は女王)

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014 (Olympus Styrus Tough TG-2, Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)



キシタアゲハ が道路わきの低木にからむように飛び回っていた。

しかし、今回の目的はツノゼミなので“ふ~ん”と一瞥をくれだけでスルー。
Out of 眼中 なのだ。
旅人のくせになんとも贅沢な話ではないか。
天下の Bird Wing様 をスルーするなんて--------。

とか何とかいいながら、手は勝手に動いて撮影していた。

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----- 葉上に静止するキシタアゲハ♂ A male of Golden Bird Wing on the leaf

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014 (Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)



小さなカマキリの子をTさんが見つけてくれた。

まだら模様がなかなか綺麗。
生意気に鎌をもたげて威嚇ポーズ?

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----- 威嚇する斑模様の子カマキリ

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014 (Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)



ヤガの仲間のようだが'(ze_phさんご指摘感謝)、頭部と尾部の両方に変な附属物がついている。
まるでツムギアリに擬態しているようにも見えなくもないが、よくわからない。
とにかく奇妙奇天烈な虫だった。

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----- ツムギアリに擬態するヤガの仲間の幼虫?

------- Prapradeng inThai Land, Oct. 11, 2014 (Olympus Styrus Tough TG-2, Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)



帰りはバイタク(バイクタクシー)で波止場に戻った。
バイクの後ろに乗って走ると風がすこぶる爽快で気持ちが良かった。
こりゃあ癖になりそうだ。

船着場の薄暗い場所にムエタイ(タイ式キックボクシング)のリング。
ここはムエタイの本場なのだ。
う~む、このリングにはムエタイボクサーたちの血と汗と涙がしみ込んでいるに違いない。

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----- ムエタイ(タイ式キックボクシング) のリング Ring of Muay Thai

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014 (Olympus Styrus Tough TG-2)



黄昏る波止場。
船を待つ人たち。
平和な時間。

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----- 黄昏る波止場 A Pier at Twilight

------- Prapradeng in Thai Land, Oct. 11, 2014 (Olympus Styrus Tough TG-2)


この散歩の後、食事し、そのまま空港に向かった。
楽しい一日だった。
ツノゼミだけで散歩するのは面白い。
ご案内いただいたTさんに感謝。



POSTSCRIPT
これで、タイ王国の散歩道を終了します。

タイ王国というとなかなかピンと来ないが、面積は日本の1.4倍もあって(フランスと同じくらい)、自然国立公園数も100を越える。こんな自然力が豊富な国でのフィールド散歩はとても楽しかった。お付き合いいただいた カオヤイさん(タイの自然と風景 T さん(マメコ商会)には心から感謝します。またお会いしましょう。

ขอบคุณ ครับ
แล้วพบกันใหม่นะ

by tyu-rinkazan | 2014-10-21 01:35 | ● Thailand | Comments(12)

DIARY 9 (64): #625 :

バンコクから3時間ほどでエラワン国立公園 Erawan National Parkに到着。ここは昔の有名な映画「戦場にかける橋 The Bridge on The River Kwai(1957年公開:アカデミー賞受賞)」の舞台になったクワイ川鉄橋があるカンチャナブリから山に入ったところにある。ミャンマーに近いのでカオヤイとは昆虫相が異なるかも。


エラワン国立公園内を流れる川は、水が透明で清冽なのが良い。
日本の山岳渓流のように落差があって滝が多い。
また、山全体が石灰岩からできているので、薄茶色の川底と水が織りなす幻想的な光景。
タイ王国のチョークストリームといったところだね。

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----- 美しい川のエラワン国立公園 Erawan national park

---------Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2, Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)



川にかかる小さな橋の欄干にチャイロイチモンジを見つけた。
濃い茶色の地に白い紋が映えて大変美しい。

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----- 欄干で日光浴するチャイロイチモンジ Poritia hewitsoni

--------- Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2,)



シロスソビキアゲハが多い。
道の脇をチョウトンボのようにひらひらと飛んでいた。
昨年訪れた時には見なかったので、季節的なものだろう。

このアゲハは小さいけれど尾が長くて形がユニークだ。
珍しいチョウではないが、訪問者の僕には物珍しい。

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----- シロスソビキアゲハ Lamproptera curius walkeri

--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)



道の脇の水たまりにシロスソビキアゲハの吸水集団を見つけた。
10頭ほどの集団だが、スソビキアゲハだけの集団は初めて見た。
トレッキング道の脇なので、ハイキングする人が通るたびに散ってしまう。

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----- 集団吸水するシロスソビキアゲハ Lamproptera curius walkeri

--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)



吸水するスソビキアゲハは腹部の先端から放水していた。そういえば、カオヤイさんのブログにスソビキアゲハの放水シーンの動画が載せてあったことを思いだした。

スソビキアゲハは小さなアゲハだが、放水量は他のアゲハに負けないね。

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----- 腹端から放水するシロスソビキアゲハ Lamproptera curius walkeri

--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 6D EF100mm f2.8/L Macro IS USM,)



しばらく観察すると、放水間隔は個体によってかなり異なり、ピュ、ピュ、ピュと連続的に出すものもいれば、ピュ-----ピュ------ピュと断続的な放水を繰り返す個体もいる。撮影しやすいのは前者の方で、放水間隔に合わせてシャッターを切ればよいことがわかった。

触れるほど近づいても飛ばないので、TG-2の先にGyoromeを付けて撮影した。

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----- 放水するシロスソビキアゲハ Lamproptera curius walkeri

--------- Erawan, Thai 10月10日 (Olympus Tough TG-2 + Gyorome8)



本日は暑いので、民家やトイレのそばの湿った地面では、ウスキシロチョウ、アサギシロチョウ、コモンタイマイ、アオスジアゲハなどの吸水集団が形成された。こんな時は自分のおしっこトラップをかければ効果てきめんなのだが、残念ながらうっかりトイレで用を足してしまった------悔やまれる。

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----- シロチョウの集団吸水

--------- Erawan, Thai 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



その他にも色々なチョウたちが地面で吸水していた。

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----- チビ(ヒメ)フタオチョウ Polyura athamas samatha

--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Olympus TG-2 + Wcon)




暑いのでお昼過ぎには切り上げて帰ろうと思い駐車場に歩を進めていた。
草にからむ様に飛ぶフシギノモリノオナガシジミを見つけた。
この蝶はカオヤイでも撮影できたが、尾が異常に長くてエレガントに見える。
誰がつけたか知らないが、「不思議の森」とはメルヘンティックな名前だな。

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----- フシギノモリノオナガシジミ Common Posy

--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



林の中の薄暗い場所でヘンテコリンなシジミチョウを見つけた。
名前は不明。

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----- 怪しいシジミ???

--------- Erawan, Thai land 10月10日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)


次回はバンコク市郊外のツノゼミ散歩を掲載したいと思いっています。



by tyu-rinkazan | 2014-10-17 00:14 | ● Thailand | Comments(8)

DIARY 9 (63): #624 :

いよいよメーンイベントのカオヤイ国立公園 Khao Yai National Parkです。

カオヤイ国立公園 Khao Yai National Parkは動植物の宝庫で、2005年に北海道の知床とともにユネスコの世界自然遺産に登録された。ちなみにタイ語で「Khaoは山」、「Yaiは大きい」という意味。とにかく、ここは虫林のようなナチュラリストにとっては「聖地」ないしは「ワンダーランド」なのだ。前回タイを訪れたときには適当に一人で散策したが、今回は嬉しいことにこの公園をフランチャイズにしているカオヤイさんタイの自然と風景)とご一緒していただけることとなった。日程的にたった1日だけのカオヤイ訪問になってしまったが、僕にとっては一日だけでも虫友と一緒に散策できるだけで幸せを感じる。“僕の心はカオヤイの空を漂う”。

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早朝、運転手が運転する車の座席から優しい笑顔の紳士が降りてきた。
本日同行していただくカオヤイさんだった。
さっそく、同乗させていただき国立公園を目指した。



カオヤイさんが最初に向かった先は、「ヒューイットソンキララシジミ」のポイント。この蝶は朝の限られた時間に低い場所で活動するらしい。ヒューイットソンキララシジミの学名のHewitsoniは、イギリスの有名な蝶の収集家で博物学者のWilliam C Hewitson (1806-1878)にちなむ。この蝶は東南アジアに広く分布するが、ここカオヤイ国立公園でも棲息している。今年はどうも個体数が少なくて不調とのことだった。まあ、「キララは時の運」だね。

ポイントに到着してみると、風が強く、気温が低いのが少し気にかかる
探し始めて間もなく、目の前の葉上にゼフィルスくらいのシジミチョウの姿を発見。
早速、カオヤイさんを呼んでみると、「おっと、これはキララですよ!」とのこと。
慌ててカメラを構えたが、シャッターを押す暇もなく飛び去ってしまった。

しばらくすると、どこからともなくシジミチョウが飛来して静止した。
みるとヒューイットソンキララだった。
日差しが弱く開翅しないが、裏面の様子はしっかりと撮影できた。

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----- ヒューイットソンキララ Poritia hewitsoni

--------- Khao Yai, Thai 10月07日 (Olympus Tough TG-2, Canon EOS 6D, EF100mm f/2.8L IS USM)



さらに低木の葉上に青い輝きが目に留まった。
ウーム、ヒューイットソンキララシジミの♂の開翅だ。
そのまま2度ほどシャッターを押した時に飛ばれてしまった。

今回は証拠写真程度だったがキララの輝きを撮ることができた。

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----- 開翅するヒューイットソンキララシジミ Poritia hewitsoni

---------Bangkok Thai 10月07日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



道端の野生ランを見せていただいていると、足元に美しいクワガタがいた。

虫林「カオヤイさん、地面に綺麗なクワガタがいるよ~」
カオヤイさん「わ、わ、わ!これはクワガタではなくてアカヘリエンマゴミムシですよ!」
虫林「エー! こ、こ、これがゴミムシなんですか?」
カオヤイさん「この虫はゴミムシで、タイ国外持ち出し禁止の貴重なものなんです」
虫林「ふ~ん----?」
カオヤイさん「虫林さん引きが強すぎます」

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----- アカヘリエンマゴミムシ Mouhotia planipennis

--------- Khao Yai, Thai Land, 10月07日 (Canon 6D, EF8-15mm f4/L Fisheye, USM)



それにしてもこいつは大きくて(体長5㎝以上はありそう)、大顎がクワガタみたいに発達しているので迫力満点だ。以前に日本のオオヒョウタンゴミムシを見たことがあるが、それよりも数倍の迫力がある。さらにこちらは黒一色のオオヒョウタンゴミムシと違って、前胸背や鞘翅の縁が鮮やかな朱色なのだからすごい。

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----- アカヘリエンマゴミムシ Mouhotia planipennis

--------- Khao Yai, Thai Land, 10月07日(Canon EOS 70D, EF100mm f/4L IS USM + Flash)



Tough TG-2にワイコンを装着したり、Gyorome8を付けて撮影した。

カオヤイさんがTough TG2(彼はTG3だが)にGyoromeを付けての内臓ストロボ撮影に適したディフューザーをお持ちだったので、僕もこれから工夫してみたいと思う。下の下はそのディフューザーをお借りして撮影したものです。Gyoromeを付けてのストロボ撮影では、レンズ特性なのか緑色と黄色が強く出るのでレタッチソフトで色合いを補正をしています。

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----- アカヘリエンマゴミムシ Mouhotia planipennis

--------- Khao Yai, Thai Land, 10月07日(Canon EOS 70D, EF100mm f/4L IS USM + Flash, Olympus TG-2 + Wcon, Gyorome8)




アカエリエンマゴミムシをいろいろとレンズを換えながら撮影した。
このような千載一遇のチャンスでは十分に撮影しなければいけない。

下の写真はアカヘリエンマゴミムシを撮影中のカオヤイさんの雄姿です。

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----- アカヘリエンマゴミムシを撮影しているカオヤイさん

--------- Khao Yai, Thai Land, 10月07日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



監視小屋や民家の灯りを訪れた大型甲虫を撮影させていただいた。

アトラスオオカブトの大型個体は生憎角が折れていて、やや小型で角が短い個体を撮影したが、それでも日本のカブトムシの倍以上の大きさがあって迫力満点だ。体には艶があって、初めて見た時にはプラスティックのような印象を受けた。ヒメカブトも僕にとってはなかなか立派な甲虫にみえたが、アトラスに比べるとやはりね-------。

さらに昼食に立ち寄ったロッジでは、そこに住む現地の男の子の兄弟がモウホツヤクワガタの♂を飼っていた。そこの灯りに来たものらしい。それを撮影させていただいたが、なかなか立派で美しかった。カオヤイさんが僕に見せようとキープしてくれていたものだ。

弟さんに持ってもらい撮影した。
昆虫と人の関係にも興味がある。

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----- アトラスオオカブト、ヒメカブト、モウホウツヤクワガタ

--------- Khao Yai, Thai Land, 10月07日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



カオヤイさんが開翅しているミツオシジミを見つけてくれた。
午後の陽ざしに輝くスカイブルーと白い紋。
三本の尾もしっかりと認識できる。

ウラフチベニシジミは陽が差すとおもむろに開翅してくれた。
翅表に広がる大きな紫の紋と前肢には小さなオレンジ紋-----♂。
まるでミドリシジミ♀のAB型だね。
この紋は見る角度によって輝きが違う。
もっとも前翅、後翅とも輝く角度を探して少しずつ移動しながら撮影。

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----- ミツオシジミCommon onyxとウラフチベニシジミThe Common Purple Sapphire

--------- Khao Yai, Thai Land, 10月07日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



葉の表に静止している「平たいコノハギスの仲間」をカオヤイさんが見つけてくれた。

カオヤイさん「ここですよ、ここ、ここ」
虫林「エー! どこですか?」
カオヤイさん「ほら、ここです、ここですってば」
虫林「う~、なんじゃこりゃ」
カオヤイさん「-----?」

少し刺激すると体を膨らませたが、脚を前に揃えて出している姿は何ともユーモラスでおかしい。

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----- コノハギスの仲間

--------- Khao Yai, Thai Land, 10月07日 (Canon 6D EF100mm f4/L Macro IS USM, Olympus TG-2)



その他、目についた昆虫たちを組み写真で載せておきます。

本来はカオヤイで撮影した昆虫を一つ一つ掲載すれば良いのですが、なかなかブログの記事を書く時間が取れそうもない。さりとて、アップしないのも気が引ける。ということで、このようなアラカルトの集合写真形式で一応アップしておこうと思います。作ってみるとなかなか艶やかで年賀状に使えたりして----。

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----- カオヤイ国立公園の花と昆虫たち

--------- Khao Yai, Thai Land, 10月07日


カオヤイさんと楽しく充実した1日を過ごすことができました。
日本帰国前のお忙しい時にご案内いただき恐縮します。

異国の地での撮影では勝手がわからず難渋することが多いのですが、今回はカオヤイさんのおかげで撮影に集中できました。それにしても、カオヤイ国立公園の自然力の偉大さは素晴らしいものです。夕方のTさんも加えたタイの田舎料理もおいしかったな。

次回はエラワン国立公園の記事をアップします。



by tyu-rinkazan | 2014-10-13 15:07 | ● Thailand | Comments(14)

DIARY 9 (62): #623 :

タイといえば今年クーデターが勃発して、6月まで夜間外出禁止令が出されていた。やっと8月にプラユット陸軍司令官が暫定首相に選出されて、現在は「クーデター、デモ、外出禁止令----なんですかそれは?」というレベルになっているようだ。とはいえ、先月(9月)時点でやっと暫定内閣ができたばかりなので、「滑り込みセーフ治安状態」。そんな中で国際学会に出席することになったので、若干の不安を抱えての日本出発だった。

今回はカオヤイさんタイの自然と風景2)と彼の友人のTさん(マメコ商会)にタイの自然散歩をお供させていただく予定。これまで海外ではいつも一人で適当に散歩してきた。「結果オーライ」、「出たとこ勝負」だったので少し危ない目にもあったように思う。現地をよく知る方とご一緒できるととても心強くて有難い。

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タイは敬虔なる仏教国。
ところどころにある小さな祭壇には、手を合わせて拝む人々を見る。
デパートの前には観音様のキラキラと金色に輝く巨大な顔。

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----- 仏教国 Buddhist country

---------Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 6D, EF24-70mm f/4L IS USM)



学会のregistrationをすると、嬉しいことにバックの中に200バーツまで使用可能なバンコクラビットカード (日本のSuicaみたいなもの)が入っていた。そこで早速、月曜日の午前のセッション終了後、会場近くの駅からスカイトレインで20分ほどの距離にあるMotid駅まで利用した。

このスカイトレインはクーラーも効くし、何よりも清潔で快適だ。

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----- バンコクのスカイトレイン Sky Train

---------Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 6D, EF24-70mm f/4L IS USM)



Vachirabenjatas公園を歩き始めて間もなく、嵐のような風と雨に見舞われた。
バンコクは今日も雨だった」などと悠長なことなどいっている場合ではない。
カメラを抱えて急いで建物の庇の下に逃げ込んだ。

まだ雨期のタイで雨を怖がっても仕方がないが、それにしてすごい雨だった。
ところで、雨を写し込む写真撮影は結構面白い。
ちょうど良い機会なので、豪雨を写してみた-----暇だものね。

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----- 雨 Rain

--------- Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



雨があがると、一転して南国の陽が差した。
東南アジアでは雨は降るけど止むので、雨を心配する必要はないね。

驚いたことにいつも憧れているキシタアゲハ(様)が林の上を飛んでいる。
グライダーのように飛ぶその姿は雄大で、自分の領地を見回っている王様のようだ。
時々急降下して、よそ者の虫林の様子を見に来たので(?)飛翔撮影してやった。

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----- 飛翔するキシタアゲハ♂ The Golden Birdwing

--------- Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 6D, EF24-70mm f/4L IS USM)



雨上りのためか、翅をひろげて日光浴する姿も見かけた。

これまで、マレーシア、フィリピン、インドそしてタイでもキシタアゲハを撮影しているが、バンコク市内で撮影できるとは夢にも思っていなかった。とにかく、キシタアゲハというチョウは何時出会っても、何度撮影しても僕のアドレナリンを噴出させるチョウなのだ。この憧れは一生消えることはないだろう。

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----- 日光浴するキシタアゲハ♂ The Golden Birdwing

--------- Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



グライダーのように悠然と飛翔するキシタアゲハ♂を目で追っていると、突然急降下して吸蜜した。吸蜜する花は限られていて、その近くで待っていると三々五々に訪れてくれた。ちょうど午後の陽も弱まってきて、吸蜜タイムになったようだ。

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----- 吸蜜するキシタアゲハ♂ The Golden Birdwing

--------- Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon, EF8-15mm f/4L Fisheye USM)



少し日陰に咲く「真紅のサンタンカの花」ではキシタアゲハ♀の吸蜜も見かけた。

メスはオスに比べて格段に大きくて立派だが、オスのように輝く美しさと力強さは乏しく、飛翔もゆっくり。どこかおっとりとしていて、どこか優しい雰囲気を漂わせている。

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----- サンタンカで吸蜜するキシタアゲハ♀ The Golden Birdwing

--------- Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



さらにツル性植物の大きな葉にタッチングのような行動を示す♀を見つけた。
これは産卵行動かなと見ていると、実際に腹部をまげていた。

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----- 産卵するキシタアゲハ♀ The Golden Birdwing

--------- Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 70D, EF70-200mm f/4L IS USM + X1.4 Telecon)



そこで、キシタのメスが立ち去った後で、この植物をゆっくりと調べてみた。
しばらく探すと、キシタアゲハの幼虫や卵を見つけることができた。

たしかキシタアゲハの幼虫はウマノスズクサ科の植物を食するはずなので、この植物はタイのウマノスズクサなのかもしれない。ウマノスズクサは、アリストロキア酸という毒性物質を含み、幼虫時代にその葉を食べることによって、体内に毒を蓄積する。この毒 は一生を通して体内に残るため、キシタアゲハは鳥に捕食されないらしい。

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----- 産卵するキシタアゲハ♀ The Golden Birdwing

--------- Bangkok Thai 10月06日 (Canon EOS 70D, EF8-15mm f/4L Fisheye USM, Tough TG2 + Gyorome8)

バンコクの中心部からほど近いこの公園は緑豊かでチョウが多い。
でも、キシタアゲハがこれほど多いとは意外だった。

この公園内には大きな温室の「蝶園」があるので、そこで繁殖したものを放蝶したのかもしれない。あるいは、キシタアゲハが繁殖しやすい環境を積極的に作り出している可能性もあるように思う。虫林には実際のところはよくわからないが、美しいキシタアゲハの飛翔を見ると東南アジアに来たことが実感できる。

他のチョウたちも多く撮影できたので、いつか掲載したいと思うがいつになるのかは未定。
次回はいよいよ僕にとってのワンダーランド「カオヤイ国立公園」をアップしてみたい。



by tyu-rinkazan | 2014-10-11 09:22 | ● Thailand | Comments(10)

Diary #529 :
時間ができたので、宿泊したホテルのコンシェルジェに、
「バンコク市内で昆虫、とくにチョウにあえる場所はありますか?」と尋ねてみた。

すると、彼はいろいろ調べてくれて、
「チャトュチャック公園(Chatuchak Park)ならチョウが多いかも」という返事。

チャトュチャック公園へは最寄りの駅からスカイトレイン(Sky train)という電車に乗っていくのが楽だ。このスカイトレインはロットファイファーとかBTSとも呼ばれ、地下鉄とは反対に高いところを走る(高架鉄道システム)。車内も綺麗で清潔だったし、ホームも風は吹くので気持ち良かった。

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-Skytrain (BTS)

--- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01



本日はたまたま土曜日なので、チャトュチャック公園の入り口付近では大きなウィークエンドマーケットが開かれていた。このマーケットは雰囲気が「上野のアメ横」を大きくした感じで、屋台などもたくさん出ていて賑やかだ。

バンコクは大都市だが、東南アジアのディープな世界がそこにあった。

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-Weekend Market

--- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01



料理したタガメなどの昆虫食を売っている店があった。

タイの食文化の中で、昆虫食は人気が高いらしい。その中でもタガメは味、香りとも良くて高級食材になっているようだ(値段も高い)。少し購入して食べてみようと思ったが、脚などもついていて口に入れると痛そうに思えた。日本では絶滅危惧Ⅱ類(VU)(環境省レッドリスト)になっているので、タイはそれだけ自然が豊かな証でもあるのだ。

下の上の写真の一番手前がタガメで、その次が蛾の幼虫を調理したもの
下の写真の下の左はバッタで、右はコオロギ

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-Insect Cook

--- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01



マーケットの散歩で時間をとってしまい、公園の散歩を開始したのはお昼近くになってしまった。また、マーケットでは、虫林の大好物のマンゴスチン(タイ語ではマンクット)をしこたま買い込んだので荷物が重いのも少しつらいな-----おバカ。

ガジュマルの下を貸自転車に乗った子供たちが元気に走り回っていた。

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- Chatuchak Park

--- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01




公園のチョウたち 

公園はとてもよく整備されていて綺麗だが、自然の環境は乏しい。

それでも、花壇の花にはオナシアゲハ(左上)、カバマダラ(右上)、ウスキシロチョウやトガリシロチョウ(左下)などのチョウたちが飛び回っていて、日陰の花にはホリイコシジミ(右下)などもたくさん見ることができた。

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-Butterflies in Chatuchak Park

--- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01



公園の一部でエリルスツメアシフタオシジミ (Hypolycaena erylus himavantes )が多い場所を見つけた。しばらく観察していたが、午後になると盛んに占有行動を始めた。まるで、ゼフィルスのようだった。

エリルスツメアシフタオシジミはけっして少ないチョウではなくて、むしろよく見る蝶だが、4本の尾状突起が欠けることなくすべて残っている個体はとても少ない。

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- Hypolycaena erylus himavantes

---Canon EOS 7D, EF300mm



林の中で飛び回っているシジミチョウを見ると、カクモンシジミだった。

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- Leptotes plinius

--- Canon EOS 7D, EF300mm



夕方、シジミチョウがどこからか飛んできて目の前の葉上に静止した

みると、なんとキマダラルリツバメだ。
東南アジアではキマルリと会うことが多い。

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-Spindasis syama

--- Canon EOS 7D, EF100mm




その他 
美しいカミキリムシを見つけた。
僕の好きなフトカミキリの仲間だな。

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- Subfamily Lamiinae Latreille sp.

--- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01



ツムギアリが葉を紡いで巣をつくっている。

ツムギアリにはインドで苦い経験がある。その時はこのツムギアリの巣に触れて、アリが服の中に入りひどい目にあった。このアリはとても攻撃的なのだ。以来、東南アジアではこのツムギアリには注意している。

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- Weaver Ants

--- Canon EOS 7D, EF100mm



白い花と同じ色の純白のクモが、花に身をひそめて獲物を待ち伏せしていた。
まるで花の中に溶け込むような巧みな擬態だ。

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-Spider

--- Canon EOS 7D, EF100mm




これでタイ王国の記事を終了にします。
今回は学会後の連休(日本)を利用しましたので、比較的ゆっくりとフィールドを散歩することができました。でも、行き当たりばったりの散歩でしたが、それでも多くの昆虫たちと出会うことができたように思います。これはタイの持つ自然力の高さに他ならないでしょう。来年もバンコクで僕の研究領域の学会が開かれるので、その時は是非とも参加してみたいなと思っています。

Nature Diary vol.8(42): #529
Date: July-13 (Saturday)/2013
Place: Bangkok, Thailand




by tyu-rinkazan | 2013-07-20 01:08 | ● Thailand | Comments(6)

≪世界自然遺産の公園≫
カオヤイ国立公園 (Khao Yai National Park) は、野生動植物の宝庫で、インドゾウやトラ、鳥ではオオサイチョウなども棲息している。そのため、2005年にはユネスコの世界遺産に登録された。当初、カオヤイ国立公園は日帰りは無理かなと思っていた。でも、現地で実際に調べてみると バンコクからは200km ちょっとの距離。ウーム、200kmというと東海道線では東京から静岡を越えて藤枝くらい、中央線では東京から上諏訪くらいの距離。往復で400km強くらいだったら日帰りはなんとか可能だな。

ならば、いざカオヤイへ!


下の写真はカオヤイ国立公園の高標高部だが、気持ちが良い草原の中に池が点在している。

道路には「ゾウの横断注意」の看板があった。実際、トレッキングした道の上にも、野生ゾウたちの落し物も落ちていたり(円内)、ジャングル内にも「ゾウの道」があるようだ。ちなみに、道路にゾウが現れたら、車は静かに止まらなければならず、クラクションなどもってのほかである。

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-Khao Yai National Park

-- Olympus OM-D E-M5+M-ZD 14-42mm + Wcon P01



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Diary #528 :
公園内では一人でむやみにジャングルに立ち入ると道に迷ってしまいトラやコブラの餌食になるので、あまり奥まで歩きまわることができなかった(以前にマレーシアのジャングルで苦い経験があるので)。ここはトップクラスの散歩道なので、いつかガイドを雇ってゆっくりと歩いてみたいと思う。今回はこんな場所に身をおけただけで幸せだ---謙虚。

キシタアゲハ
カオヤイ国立公園の森林が見下ろせるビューポイントに立つと、何頭ものキシタアゲハ(Birdwing)が高い木の周りを滑空していた。東南アジアではしばしば目にする光景といえるが、キシタアゲハの飛翔は雄大で迫力があり、何度見ても幾つになっても胸が高鳴るものだ。写真はEF300mの手持ちで撮影し、かなりトリミングしています。

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-Birdwing

---Canon EOS7D, EF300mm Macro




シロスソビキアゲハ
今回のタイ訪問ではシロスソビキアゲハかアオスソビキアゲハのどちらかでも撮影してみたいなと思っていた。種の稀少性はともかくとして、そのユニークな姿に強く惹かれる

鉄分が多い赤土のトレッキングコースを歩いていると、足元から黒いチョウが飛び立った。

やっと草の上に静止したので確認してみると、尾が著しく長い----憧れのシロスソビキアゲハだった。その後、水たまりやその周囲で何度もその愛らしい姿を見ることができたが、このチョウは意外に敏感で、近寄るとすぐに飛び立ってしまう。飛んでいる姿はまるでトンボのようだ。また、尾が長すぎて切れやすいのだろうか、尾の先まで完全な個体はあまり多くない。

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-Lamproptera curius curius

--Canon EOS7D, EF300mm Macro


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-Lamproptera curius curius

-- Canon EOS7D, EF100mm Macro




ルリモンアゲハ
シロスソビキアゲハを見つけた場所ではルリモンアゲハも多くみかけた。ルリモンアゲハは東南アジアに広く分布し、個体数も多いが、地域によりそれぞれ紋の色合いや大きさなどに少しずつ違いがあって興味深い種といえる。このチョウは(他のアゲハも同じだが)、花に吸蜜するか、地面で吸水しないとなかなか撮影できない曲者だ。


うまい具合に葉の上に翅を全開して静止した。
そっと近づいて近接撮影したが、黒っぽい地に緑色の点が夜空の星のように輝いている。

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-Papilio paris paris、:The Paris Peacock

-- Canon EOS7D, EF100mm Macro



アオタテハモドキ

このトレールにはやたらアオタテハモドキが多い。
青く輝くその姿はそれなりに美しく魅力的だが、あまりに数が多いので------。

動物の糞に群がっていたのには少し驚いた。

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-Junonia orithya

-- Canon EOS7D, EF100mm Macro




チャイロイチモンジ
シロスソビキアゲハを撮影していたらチャイロイチモンジも見かけた。
大きさは日本のオオイチモンジより少し小さいくらいだが、なかなか立派で美しい。

この蝶の色合いは、赤土の上ではカモフラージュになるのかも。

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-Moduza procris

-- Canon EOS7D, EF100mm Macro




ミカドアゲハの吸水集団
公園内の民家の周りでミカドアゲハの吸水集団に出会った。

よく見るとコモンタイマイ(下の写真の左下)やアオスジアゲハアンティファテスオナガタイマイ(下の写真の右下の緑の矢印---見にくいけど)も少数だが混ざっていた。アンティファテスオナガタイマイは優雅なチョウなので、是非とも単独で撮影したいと思ったが、うっかり近づいて飛び立たせてしまい、その後、再び見ることはなかった。

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-Feeding water of CommonJay in group

--Canon EOS7D, EF300mm Macro





アサギシロチョウ♀
フウリンブッソウゲの赤い花にアナイスアサギシロチョウのメスがひっそりと訪れていた。一見するとアサギマダラの仲間かと思ったが、よく見るとシロチョウだった。このアサギシロチョウの♀は有毒のマダラチョウの仲間に擬態しているのだろう。

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- Pareronia anais anais、:The Common Wanderer

-- Canon EOS7D, EF300mm Macro




イワサキコノハ
山の上部の林では大きなコノハチョウも見かけが、残念ながら林の中の暗い場所に入り込んで撮影することができなかった。しかし、標高が低い場所の民家の周りで、イワサキコノハを撮影することができた。翅裏は本当に枯葉そのものにみえる。

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- Doleschallia bisaltide

--Canon EOS7D, EF100mm Macro




タイワンモンキアゲハ

ここにはモンキアゲハとともにタイワンモンキアゲハも同時に棲息する。

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- Papilio nephelus chadon

-- Canon EOS7D, EF100mm Macro




マダラチョウの仲間
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- Danaidae

-- Canon EOS7D, EF100mm Macro




シジミチョウの仲間
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-Lycaenidae

-- Canon EOS7D, EF100mm Macro




カオヤイ国立公園では昆虫の種類、個体数とも豊富で、シロスソビキアゲハなどこれまで憧れてきたチョウたちにも出会うことができました。この公園は標高が1000m以上もあるので、市街地に比較してとても過ごしやすい場所でした。僕が知る散歩道の中でもトップクラスのものでしょう。

ただ、国立公園の周囲では大規模なリゾート化が現在急速に進んでおり、そこでは森林がどんどんと消えていいます。この素晴らしい自然がいつまでも残されることを祈らざるを得ません。


Nature Diary vol.8(41): #528
Date: July-12 (Friday)/2013
Place: Khao Yai National Park, Thailand





by tyu-rinkazan | 2013-07-17 23:16 | ● Thailand | Comments(6)